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喋っちゃいけない人 ページ6

…え?それは、どういう意味で…。
私は自分の顔が青ざめていくのを感じた。


ニコライ「ええー??なに??逆にこの状況で帰れると思ったの!?もう君は僕の味方…___天人五衰の一人だ。」


この男は正気なのだろうか?とにかく私は今状況を受け止められなかった。
お母さんの顔が脳裏に浮かんだ。


__帰らないと。


お母さんはお父さんを失って心にぽっかり穴ができている。
それなのに私までどこかへ行ったらお母さんは…。


そう思った瞬間、私はニコライの居る反対方向へと走り出した。


勝ち目は無い。そんなの私だってわかってる。


でももしかしたら希望はあるんじゃないか…帰り道はちゃんと覚えてきた。

もちろん、この現状をニコライが逃すわけが無い。


__ニコライは異能で私の目の前に移動し私の道を塞いだ。



ニコライ「君がその気なら、僕はいつだって戦えるから。」



空気が変わった。私はまたニコライのいない方向に向かって走り出した。
こっちの道はわからない。帰り道は覚えていない。

__でも、もしかしたら。

そんな淡い希望を抱いて走り出した、そんな時だった。



───ドンッ!



鈍い音が私の頭に響く。きっと誰かにぶつかってしまったのだ。
顔を確認しようと上を向いた時、その場の空気が変わったのを察知した。



「ゴーゴリさんが仰っていたのはこの人でしょうか…」



私はその瞬間、何が起こったか分からなかった。
そこから意識が飛んだ。



ニコライ「あちゃ〜、フョードルくんが来ちゃったか〜☆」

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , ニコライ , フョードル   
作品ジャンル:ラブコメ
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琥珀糖(プロフ) - A . # 低 浮さん» コメントありがとうございます🎶盛大に誤字っていました…。教えてくださりありがとうございます🙇‍♀️ゴゴリの嫉妬ぶりをお楽しみに…👍🏻 (1月18日 20時) (レス) id: 68f7d28e07 (このIDを非表示/違反報告)
A . # 低 浮 - 初コメ失礼します‼️ゴゴリの嫉妬尊いです😇僕の勘違いでなければ『拒否権』が『距離権』になってます🥲 これからも応援してます🎌 (1月18日 14時) (レス) @page11 id: cb70355ce3 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀糖(プロフ) - 朝比奈さん» わー😭そう言っていただけて光栄です😿🎶これからも更新頑張りますのでぜひ応援よろしくお願いします...♪*゚ (1月18日 6時) (レス) @page11 id: 68f7d28e07 (このIDを非表示/違反報告)
朝比奈 - 琥珀糖さんの作品は全部神作品なので大好きです💓いつも更新楽しみにしています!ニコライの嫉妬ぶりが最高すぎます!これからも応援しています✨ (1月17日 21時) (レス) @page11 id: d5b5dedfcf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琥珀糖 | 作成日時:2024年1月14日 20時

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