当日 ページ12
ついに密会当日。
私は最悪の事態に陥る。何故ならば…
現在の時刻、AM10時。いやあーいい朝!
…じゃなくて!!!!
寝坊しちゃいました。てへ
いや、いびき煩いって言われたからてっきりいびきで起きれると思ったの!!
とにかくニコライのところへ…!!!
私は走って自室を出ていき廊下を走って滑り込むようにニコライの部屋に入った。(もちろんノックなし)
多分必死に走りすぎて自己ベスト更新したかも。
「ニコライ!!!!遅刻ですすみません!!」
……
え、誰もいない?
とりあえず広すぎるニコライの部屋を見渡した。
ほんとに居ない。
あれ、置き手紙かな?これ。
私は視界を置き手紙に移す。
そこには…
【遅刻Aちゃん☆危機感無さすぎておもしろ〜い!☆先行ってるよ〜!!ニコライ】
そして横に密会場所の地図ともうひとつの手紙が…
【困った人ですね。ですがGPSはもうAさんに付いているので位置は確認できます。早く来てくださち。F.D】
てか起こしてよ!!!
フョードルの誤字地味に可愛いから内容怖くても易しく見える。
べ、別にGPS付いてなかったら帰ろうだなんて思った訳ないし…。ウン。
てか地図置いてくれるの優しすぎて全Aが涙したんだけど!!泣
…早く支度してきます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
よーし!この謎の制服を着て…地図を見ながら出発進行!
玄関へと向かいドアノブを握る。
そうすると久しぶりの自然な自由の感覚に思わずうっとりしてしまう。
だめだめ、と首を横に振って恐る恐る足を踏み出す。
ーー1時間後ーー
A「いやここ来るの何回目?あれ?」
方向音痴発揮してしまいました。
地図なんて意味なかった!!!
誰か助けて!!!
そんなことを心の中で叫んでいたら、グラッと視界が下へと落下。
石に躓いて転んでしまったのだ。
転ぶの何回目だ…と思いながら乱れた荷物を正している、そんな時だった。
__ふわっと香る淡い香水の匂い。何故か安心してしまう。
その匂いの主と思われる男はこちらへ寄ってきて、転んだ私に手を差し伸べてくれた。
???「おや、お嬢さん…大丈夫かい?嗚呼…綺麗な人だ…!心中しようじゃあないか!!」
A「はい??」
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琥珀糖(プロフ) - A . # 低 浮さん» コメントありがとうございます🎶盛大に誤字っていました…。教えてくださりありがとうございます🙇♀️ゴゴリの嫉妬ぶりをお楽しみに…👍🏻 (1月18日 20時) (レス) id: 68f7d28e07 (このIDを非表示/違反報告)
A . # 低 浮 - 初コメ失礼します‼️ゴゴリの嫉妬尊いです😇僕の勘違いでなければ『拒否権』が『距離権』になってます🥲 これからも応援してます🎌 (1月18日 14時) (レス) @page11 id: cb70355ce3 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀糖(プロフ) - 朝比奈さん» わー😭そう言っていただけて光栄です😿🎶これからも更新頑張りますのでぜひ応援よろしくお願いします...♪*゚ (1月18日 6時) (レス) @page11 id: 68f7d28e07 (このIDを非表示/違反報告)
朝比奈 - 琥珀糖さんの作品は全部神作品なので大好きです💓いつも更新楽しみにしています!ニコライの嫉妬ぶりが最高すぎます!これからも応援しています✨ (1月17日 21時) (レス) @page11 id: d5b5dedfcf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀糖 | 作成日時:2024年1月14日 20時