サボり45日目 ページ47
第一セットを音駒が先取した。
その瞬間、
西谷夕先輩が前のめりに倒れ込んだ。
清水「どうしてもっと早く言わなかったの…!!」
西谷「さーせん潔子さん…!!迷惑かけたくなくて…」
田中「我慢してこんなになるまで耐えてた方がよっぽどの迷惑だぜノヤっさん…！！」
どうやら昨日の練習から足を痛めていたらしい。
さっきのトス上げで普段やらないせいなのか足首が答えてくれなくなってしまったらしい。
赤く腫れていた。
清水「軽い捻挫…?
でも休んだ方がいい…」
西谷「そんなわけにはいかねぇっ！
これからなのに！！」
清水「悪化して大会に影響したらどうするの」
西谷「心配いらねっす潔子さん！！ガッツで治してみせ痛ぇ"！！」
澤村大地先輩につつかれのけぞってしまう。
澤村「安静にしてろ西谷。お前は貴重な戦力なんだ」
西谷「……けど！けど俺の他にリベロはいねぇ！！どーすんすかこの後っ！！」
烏養「……リベロなら、いる」
繋心さんはこっちを見てきた。
一手。
…私が、いる。
二手。
試合に出る。
三手。
……あの、恐怖が襲ってくるかもしれない。
四手。
…クロや研磨は、助けてくれるだろうか。
貴「嫌だ」
さっきまで出たいとか思ってたはずなのに。
烏養「頼むA、お前しかいないんだ」
澤村「コーチ！？水沢を…！？」
烏養「練習試合だから大丈夫だと思うんだ←」
澤村「や、でも…」
烏養「…今ここで、烏野を止めるわけにはいかねぇ…んだA…！！」
…澤村大地先輩はともかく、
繋心さんは私のこと、知ってるよね…？
" バレーのせいで " こうなったことを知ってて、
それでも、そう言うのか。
西谷「……悪い水沢…」
貴「え…」
西谷「…コーチの言う通りだ。せっかくのゴミ捨て場の決戦なのに、…俺のせいで、本気の烏野がぶつかれないなんて嫌なんだよ…！！」
そんなの西谷夕先輩だけの意見だ。
私は気にしてない。
本気の烏野とか知らない。
お願いだから、そんな苦しい顔をしないでくれ。
その顔で、私に……
私に、烏野の背中を頼もうとしないで…っ！！
西谷「水沢の実力、全然見てねぇから知んねぇけど……信じてるぜ。」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーハイキュー!!キャラ
東峰旭
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あめ(プロフ) - あ、↓のやつ、始めの方のです。あとあとはノヤっさんって書いてるのみて今コメしました！ (2014年12月20日 21時) (
レス) id: c081d2da20 (このIDを非表示/違反報告)
あめ(プロフ) - 田中は”西谷”じゃなくて”ノヤっさん”って呼ぶんですよー (2014年12月20日 21時) (レス) id: c081d2da20 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彩音 | 作成日時：2014年9月9日 1時
