第１８話 「お仕置き」 ページ19
貴「ただいまー！」
至「ただいま。」
監「Aちゃん！！もー。皆で探したんだよ？コンビニ行ったっきり戻ってこないし！」
貴「ごめんごめん。ちょっと退社帰りの至と会ってさー。」
至「外でちょっと話してた。」
監「至さん付いてたなら良いんだけど、、、夜中に女の子が外に出るなんて危ないでしょ？」
貴「はーい気を付けまーす。」
ガチャ
貴「ふー。ゲームゲームっと。あーやっぱスタミナ全回復しちゃってる。もったいねー！」
至「A。」
貴「ん？」
至「先風呂入れ。」
貴「何で。今スタミナ消費しなきゃいけないの。」
至「俺がやっとくからはよ入って。」
貴「？？、、、うん。」
貴「ん！上がった！ってうおおぉ？」
ぎゅう
至「ちゃんと体洗った？」
貴「え？うん。」
至「特に腕。」
貴「何。なんか変だよ。」
至「そりゃ変にもなるでしょ。自分の好きな人が襲われそうになったんだから。」
貴「だから、それは大丈夫だって言ってるじゃん。ナイフだって持ってたし。」
至「これされてもまだ大丈夫って言える？」
ドサッ
貴「、、、、何の真似。」
至「お前が思ってる以上に大人の男ってのは強くてさ。俺がお前を抱いてる時なんて１割の
力も出してないんだよ。」
貴「、、、、手首、、、、いたっ、、、離せ！！」
至「俺はお前に何もしないけどさ。やろうと思えばなんでもできる。」
貴「、、、、、なんだよ。やってみろよ。その上からなの、超むかつく。」
至「、、、、、、。」
私は初めて至に求められた気がした。おこちゃまキスじゃない。
嬉しいはずだった。
でも。急に背筋が凍るような、血が止まるような恐怖を覚えた。
付き合ってもなお一緒にゲームしてくれる友達だと思っていた私がバカだった。
貴「、、、っふ、、、っく、、、、ぷはっ、、、」
至「ねぇ。怖いでしょ。」
貴「、、、、、、。」
至「別に俺はAを泣かせる気なんてなかったんだけど。Aが俺の気持ち、
分かってくれなかったから。」
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沙紅夜(プロフ) - 初コメ失礼します。たるち大好きなのですごくドキドキしながら読ませてもらっています！これからも更新頑張ってください！ (2017年3月28日 4時) (
レス) id: b9d9179b71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイル | 作成日時：2017年2月20日 22時
