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「争いなぁ。まあ、それを望むなら別に警察もゾム達も手は出さんやろ。【建前では】な、それなら実力行使で警察来てもらうしかないわ、そんな【危ないこと】させるわけあらへんやん。寧ろ争いの火種はあんたや【愛し子】、愛しさ故に周りの奴らは皆あんたに踊らされる」

「てか、まず此処から立ち去るなんて選択肢に出してへんかったやろ。出ていかせるわけないわ、まあ【警察】にやる事も考えてへんけど。証拠見せたろか?A、お前が火種になる原因と【その血】がなんで必要とされてるか…な。」




ロボロさんのそんな声に、反応するように答えたゾムさんが耳元で、ねっとり絡み付くようにゾムさんから話される

何故私が火種になるのか、それは【愛し子】だかららしい

愛し子がそうなるのなら…でも、【死にたくない】。そうすると争いが起こってしまう、そんな矛盾が心を縛り付ける
鳥籠の中で私は、守られて生きていかなければいかないの…?






そんな時、突然ゾムさんの鋭い歯が私の首に食い込む
ぶち、と肉が裂ける音と共に酷い痛みとドクドク流れる血の音が頭に襲いかかった

痛い、痛いと涙目にゾムさんに訴えても彼は興奮したかのように顔を恍惚とさせ【私の血を飲んでいる】。ごく、ごくと飲む音が聞こえる、これはまるで吸血鬼のような…いや、寧ろそんなお伽噺であってほしかったのだ





「んくッ…はぁ…ほんま【格別】な血持っとるわ。んで、なんで必要とされてるかやったな。まあ見とけば分かるって!」





ぷはっとお酒を一気に飲み干したような、満足そうな顔をしたゾムさんはやっと私の血を飲むのを止め私から数歩離れる
ニタニタと浮かべる笑みに、私は恐怖を【叩き込まれた】。

そしてそんな事を言ったゾムさんは、眩い光に包まれたかと思うと私は眩しさのあまり目を瞑る
軈て光がおさまり、目を開いてみれば其処には【先程とは姿の違うゾムさん】が其処には居た





「A、これは【先祖返り】って言うねん。俺等に眠ってる先祖の力を、お前の血は一時だけ戻すことが出来る。んで、これが昔の先祖返りってわけ」





違う姿をなんと表せばいいのやら、瞳は朱く染まり髪は先程よりも長く腰の長さにまで伸びたのだろうか。それに、蛇の鱗で守られていた片腕。しかしそれが両手にまで広がっては蛇そのもののような禍々しさを放つ
しかし鱗の色は、穢れを知らない【真っ白】なものとなっていた









(白い蛇って、縁起がいいよね。)

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わらび餅(プロフ) - このd!での世界観が大好きです!更新頑張って下さい応援してます! (1月23日 17時) (レス) id: 388ad0ca6a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラミ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年1月13日 12時

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