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夢主side
ht「その吸血鬼なんだけど…多分悪気はなかったと思うよ。」
そう言い放ったひとらん
…え、悪気がないってどゆこと?
ut「あれ、ご主人知らんの?ここの国の姫さん…まあ王女さんはめっさ我が儘一人娘やねんで。こんなことになるっちゅう事は吸血鬼の勘に触ることでも言うたりしたんちゃうんかって訳。」
鬱先生が補足として俺に説明してくれた
…つまり、吸血鬼だと知らずに我が儘ばかり言ったかは知らないがまあそんなことで眠らされたって事か。
なんか吸血鬼の方が可哀想だ
A『まあでも…姫さんどうにかせえへんかったら王都入られへんで…?』
だからと言って姫を起こさない限りは中に入る事が出来ないのだ
結構これ究極の選択やんな…
os「逆に考えて、吸血鬼探した方がええんちゃう?」
ふと、オスマンが言った
ni「…成る程、吸血鬼に呪いを解いてもらって中に入れてもらうっていう方をとるんやな。」
os「そうそう、我が儘姫でも平民一人一人には話しかけたりせえへんやろ?
やから理由聞いてな、俺らで協力したろうや」
そう、こうやって俺たちは一致団結してひとらんの事件も解決…したんだ。
しかし、俺は何故か【引っ掛かる】のだ
今回…姫を【起こしたらいけない気がする】。
王都を無視して先に違う町や村に行った方がいい…と。
我ながら馬鹿げていた
一番楽しみにしていたのは俺やったのに…
rb「…いや、まずは泊まるとことか探さなあかんやんか、王都は後回しで隣の町に行った方がええと思うわ。」
と、ロボロが声をあげる
…ほんまや、宿屋に入らな俺らが野宿することになるやんか。
旅するにあたって野宿すんのは当たり前やと思っとる諸君、今や時代は変わったんや!!
宿屋絶対必須やで!!
zm「まあ確かにロボロの言う通りやな。
兄さん、近くの町行こうや」
俺めっちゃ今眠いねん…と欠伸をするゾムが後押しする
兄さんは少し考えたが納得したようで王都を後回し、近くの町に行くことが決定したのだった。
「…【ここは変わらんねんな】。」
と、誰かが言った気がした

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ラミ(プロフ) - mo4さん» コメントありがとうございます…!!そういってもらえてなによりです!!このあとから物語が動き始めるので、楽しんでいただけると幸いです (10月10日 21時) (レス) id: 2cc5a20b51 (このIDを非表示/違反報告)
ラミ(プロフ) - すこさん» いえいえ、もう更新するという事が日課になっていますので…。狐はもうこの人だと最初に決めていたので、そういってもらえてうれしいです。 (10月10日 21時) (レス) id: 2cc5a20b51 (このIDを非表示/違反報告)
mo4 - あ…好きです(唐突の告白) (10月10日 7時) (レス) id: c8f50611df (このIDを非表示/違反報告)
すこ - きつねと聞いた瞬間からmnちゃんかなと思っとりました!ぴったりすぎてやばいっす頑張って下さい!(更新頻度高くて凄いっすね) (10月7日 23時) (レス) id: 73c5ecbfda (このIDを非表示/違反報告)
ラミ(プロフ) - 神音さん» あっ、すみません!!変更した筈なのですが表記でそうなっているのかもしれません、今一度ご確認宜しくお願いします!!コメントありがとうございます、これからも宜しくお願いします〜 (10月6日 13時) (レス) id: 2cc5a20b51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラミ | 作成日時:2019年10月1日 20時