鬼殺隊の姉様【鬼滅の刃】

10話 ページ11

Aside
次の日…
左近次さんはお館様に文を出し、私は錆兎と真菰と共に炭治郎の鍛錬のため山に入った

昨日見た通りいい太刀筋をしている

たしか、最終選別まではあと5ヶ月ほど

あと4ヶ月で岩を切れれば最終選別に送り出しても良さそうだな

橘｢炭治郎はどのくらいここに？｣

休憩の時に炭治郎に聞いた

なるべく本人から聞きたいことがいくつかあるからね

炭治郎｢2年くらいです、錆兎と真菰に会ったのは2ヶ月前くらいで｣
橘｢うーん、そうだなぁ、あと4ヶ月で錆兎に勝てれば合格点｣
錆兎｢なっ！？俺が炭治郎に負けるわけないです！｣
橘｢炭治郎に最終選別に行ってほしくない？｣
錆兎｢そ、そういうことじゃない、ですけど｣

錆兎も素直じゃないなぁ

そんな錆兎も可愛いんだけどね

橘｢よし、次は私が相手するよ｣
炭治郎｢え！？いいんですか！？｣
橘｢いいよー、私も見てるだけじゃ体訛っちゃうし、手加減しないから死なないでね？(ﾆｺｯ｣
炭治郎｢ハ、ハイ｣
2人｢(あ、炭治郎の死ぬ未来が見える)｣

どこまで追い詰めようかなー

そんな考えをしながら休憩を終えた


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炭治郎｢あ、ありがとう、ござ、ございま、したぁぁぁぁぁぁ(ｾﾞｪｾﾞｪ｣
橘｢話す余裕はあるのね、もう少しやっとく？｣
炭治郎｢え”っ！？｣
橘｢うーそ、そろそろ帰るよー｣

少し離れて見ていた錆兎と真菰は呆れ気味

真菰｢初めてなんだから少しくらい手加減してあげても………｣
橘｢手加減が命取りになる、真菰なら分かるでしょ？｣

そう言って頭に手をやると黙って眉を下げた

錆兎｢お前はAさんに甘えすぎだ｣
真菰｢(ﾑｯ 錆兎も炭治郎みたいに鍛え直してもらいなよ！｣
橘｢だーから喧嘩しないのねー｣

炭治郎は鍛えがいがあるし、義勇には1ヶ月なんて言っちゃったけど、もう少しいたいな

柱宛に文を書いて筑紫に持って行ってもらった

帰ったらまた文句言われそうだしね

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