61話 ページ7
翔side
Aと会った次の日…
隼人「おい」
翔「?なんだよ」
隼人「お前、Aとどういう関係だよ」
翔「昨日、校門のとこでAが他校の生徒に絡まれてたから助けただけだよ」
隼人「…そうか、これ、Aが真壁にって」
甲斐に渡されたのは綺麗に包装されたクッキーだった
小さなメッセージカードがついていた
『翔先輩へ
昨日はありがとうございました。
後日改めてお礼させてください。
Aより』
翔「甲斐、Aにありがとうって伝えといてもらってもいい?」
隼人「あぁ、わかった……あー、その、Aのこと助けてくれてありがとな」
それだけ言って自分の席に戻った甲斐
甲斐がお礼言うなんて珍しい
よっぽどAが大切なんだな
Aside
昨日は翔先輩に助けてもらって無事バイトに行けた
今日はバイトがなくて写真部での活動
各部活の写真を撮るそうで
私は水泳部に向かった
A「失礼します」
坪井「おう、Aか、どうした?」
A「写真部の撮影で来ました、邪魔はしませんので撮らせてもらってもいいですか?」
坪井「邪魔だけはするなよ」
A「はい、ありがとうございます」
それから1番注目されてる景山先輩を中心にいろんな人を撮った
A「あっ、翔先輩だ(ボソッ」
ちょうど目を向けた先にいたのは泳いでる翔先輩
そっちにカメラを向けシャッターを切った
あがってきた翔先輩と目が合った
翔「昨日ブリだね、なんでここに?」
A「ですね、写真部の撮影です」
翔「そっか、あっ、クッキーありがとう、家帰ったら食べるよ」
A「喜んでもらえてよかったです、味の保証はないですけど」
熊沢「翔!何やってるの?」
翔「ごめん!今行く!じゃあ、もう行くね」
A「はい、頑張ってください、泳いでる翔先輩、好きなので(ニコッ」
翔「ありがとう///」
翔先輩は私の頭をポンポンと撫でてまた泳ぎに行った
599人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ナナセ | 作成日時:2019年3月5日 16時