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26話 ページ27

Aside

ビービービー!!

静かな教室にサイレンが鳴り響いた

それにハッと顔を上げた先生はさっきまでの熱意はなくただ冷たく襟の内側のマイクに話した

柊「警察の皆さん、言ったはずですよ、

『次の指示を出すまで待っていてください』と

『大人しくしていなければ生徒の命は保証しない』と」

先生はパソコンの画面を見ている

あそこに映し出されているのは監視カメラの映像?

柊「いいでしょう、そちらがその気なら……


最初の犠牲者はお前だ」


先生が視線を向けたのは


蓮「!?」

蓮くんだった

水越「蓮っ…!」

先生は蓮くんに掴みかかりお腹を蹴った

蓮「離せっ、離せよっ!」
A「蓮くんから離れろ!」

私に背を向けていた先生の足をバランスを崩すように蹴る

それで蓮くんから手が離れた

私は二人の間に立って先生を見る

蓮「A、下がってろ!」
A「嫌だ、目の前で大切な人が死ぬのなんて、見たくない」
蓮「A…」
柊「なら、お前が死ぬか?A」
A「好きにすれば?」
蓮「やめろ!」

蓮くんに後ろに下げられ、また蓮くんが先生に捕まった

そのまま首を蹴られ気絶した蓮くんは床に仰向けに倒された

蓮くんに馬乗りになった先生はポケットからナイフを出す

A「やめて!」

先生の手を掴むも振り払われて机に激突した

A「いった…」
隼人「A!」
海斗「おい、大丈夫か?」

痛みで動けないでいるとお兄ちゃんと海斗くんが近くに来た

少し起き上がって先生を見るとナイフを両手で持って振り上げた

A「やめて、やめて!先生!」

そんな声なんて届かずに先生は蓮くんの胸目がけてナイフを振り下ろした

「きゃぁぁぁ!」

教室からは悲鳴が上がった

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通りすがりのななし - 先生アンチ派ですか?なんか、読んでいてがっかり。キャラ改悪しすぎ、オリジナルにしすぎでは?おもしろくないです。 (2019年7月9日 8時) (レス) id: eb0de2c665 (このIDを非表示/違反報告)
ナナセ(プロフ) - NONAMEさん» ありがとうございます! (2019年2月16日 20時) (レス) id: 0ef7493ea2 (このIDを非表示/違反報告)
NONAME(プロフ) - 凄く面白いです!!  更新頑張って下さい! (2019年2月14日 18時) (レス) id: 50d4819e9e (このIDを非表示/違反報告)
ナナセ(プロフ) - 流れ星さん» ありがとうございますっ(*´ω`*)ノ (2019年2月9日 21時) (レス) id: 0ef7493ea2 (このIDを非表示/違反報告)
流れ星 - 片寄君がお兄ちゃんなんて嬉しいです!更新頑張ってください!楽しみです! (2019年2月9日 12時) (レス) id: 41283232bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナナセ | 作成日時:2019年1月31日 22時

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