thirteen*。 ページ15
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「ほらA？体育行くよ！」
「あっ、うん...」
「...？どうしたの？」
「あの...ハチマキが...」
昨日貸して 、(人4)先輩から返されていないのだ。
「まだかえってきてないの？」
「うん...」
「あのしっかりしてそうな(人4)先輩がねぇ...」
「どうしたんだろう...」
ハチマキを忘れると、体育は見学になってしまう。
(仕方ないかー...)
諦めようとした途端、
頭に何かが舞い降りて来た。
「......？」
手に取って見るとハチマキだった。
「俺の使えば？」
投げ主は孝樹だ。
「きゃー孝樹イケメンw」
「(人2)、だろだろ？w」
「え、でも孝樹は......？」
「ん？いやー別に俺先生に怒られ慣れてるから大丈夫」
「孝樹はちゃんと持って来てるのにそんな......」
「人の善意は受け取れよ」
「でも((「部活後クレープ1個お前の奢り」......え？」
「はじめからこれが狙いだw」
「...もう、呆れた。でも本当ありがと」
「うぃーす」
「じゃあA、孝樹、校庭いこ！」
「「はーい」」
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・
なんかほんと......孝樹にはお世話になってばかりだ。
マイペースなところはあるけど、実はすごく優しい。
昔から全然変わっていない。
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「孝樹お前ハチマキ忘れたのかよw」
「な、俺ばかだよなw」
「授業内容お前の得意なサッカーなのに」
「だよなー残念だわ」
校庭に出るなり孝樹は仲いい男子に言われていた。
(孝樹のせいじゃないのに.......)
(やっぱり...)
「ねぇ孝樹やっぱさ......！」
そう言いかけた時、誰かから肩を掴まれた。
「わっ」
後ろを振り向くとそこには
「(人4)先輩.....？」
ものすごく息切れしている。
「ごめん......ハチマキ」
手には綺麗に折りたたまれていたハチマキが。
「あ......ありがとうございます」
「上から外見てたら(人1)さんが見えて。その、ハチマキ渡さないと......って、思っ......てさ」
「すいません......走らせてしまって」
「いや......俺が悪いし、って......あれ、ハチマキ頭に......」
「あっ、これは同級生が貸してくれて」
「それって......誰？」
「えっと......((「Aどうした？」あ、この人です」
「2年の方ですよね？どうしたんすか？」
「あ、すまん、(人1)さんにハチマキ返そうと思って」
急にスラスラ話し出す(人4)先輩。
(女子の後輩本当に苦手なんだな......)
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白巫女 - はじめまして！白巫女と申します 更新頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2017年8月4日 20時) (
レス) id: 443190b228 (このIDを非表示/違反報告)
あずみ(プロフ) - 咲良セイラさん» セイラさん初めまして！☆私も片思いです…！大好きだなんてそんな…とても嬉しいです！コメントわざわざありがとうございます！更新頑張りますね！ (2017年1月4日 14時) (レス) id: 5bfbb2b0e9 (このIDを非表示/違反報告)
咲良セイラ(プロフ) - えっと、初めまして！咲良セイラと申します。実は、私も先輩に片想い中でして……なので、とても共感できるこの作品が大好きです！更新頑張ってください！ (2017年1月4日 12時) (レス) id: b3df40a131 (このIDを非表示/違反報告)
あずみ?(プロフ) - れいさん» コメントありがとうございます！亀更新ですが、そのように言っていただけるととてもやる気が出ます！こんな駄作者ですがこれからも見守ってください笑 (2017年1月1日 15時) (レス) id: 5bfbb2b0e9 (このIDを非表示/違反報告)
れい - めちゃめちゃ面白いです！更新楽しみにしてますね！！ (2016年12月27日 9時) (レス) id: 58bcbd62e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずみ | 作成日時：2015年8月11日 0時
