首領補佐ちゃんは出会った

43話 ページ5

遂に、決戦の時が来た

私と琴羽はわざと遅れて行く

ｷｨ
『どうも、今宵は月が綺麗ですね』ﾆｯｺﾘ

琴｢お姉様、それ私に言って！｣

『やかましいわ』

琴｢ぶー…

で、皆さんは私達ポートマフィアに再び手を出してくるとは馬鹿なんですか？

あ、すみませんね、馬鹿でしたね☆｣

ジ｢餓鬼が何を言うのかと思えば、唯の挑発

こんな餓鬼が参戦だ？笑わせてくれる、人手不足か？｣

琴｢ﾑｯ何！私はちゃんとした実力と異能で幹部まで上がったんですよ！｣

『琴羽』

琴｢ぁ、すみませんお姉様｣

『では、手短に終わらせましょうか』

べ｢ふっ、適うかしら｣

『この前は直ぐにやられてたくせに何ですかその口は

二度と喋れないよう、お口ミッフィーちゃんにしますよ？』

琴｢地味にやな奴｣

『……では』

琴｢…｣ｺｸｯ

『異能力time

時を止めてくださいまし』

ｶｯｯｯｯ

ﾁｮﾝﾁｮﾝ
『琴羽、成功しましたよ』

琴｢……はっ！｣

『よし

では、あの人、あそこの塊の人たち以外は全員殺って下さい』

琴｢承知致しました｣

私はその場を出て中也と紅葉さんが居る所に行く

中也は〜

『いた

中也、紅葉さん、大丈夫です』

中｢おう、ありがとよ｣

紅｢では、ここは私らに任せて、Aは元の場所に戻っておくれ｣

『承知致しました』

………
戻ってきたら、大分片付いていた

『琴羽、どんな感じですか』

琴｢あ、この人で終わりだよ｣ｻﾞｼｭｯ

『では、この特殊の紐で縛ってください

がっちりで良いですよ』

琴｢はーい｣

数分…

琴｢これで終わりです｣

『ありがとう、こっちも終わったわ

解除する前に腱切ったり骨折っときましょう』

琴｢はーい｣

………

『では、異能力解除しますね』ﾊﾟﾁﾝｯ

これで大丈夫だ

『しかし、何故ボスが出てこないのか…』

騙した？

裏切った？

それとも…

琴｢お姉様!後ろ！｣

咄嗟に振り向くと

直ぐ後ろに

間に合わっ……

ｶｷﾝｯ｢貴方がこの組織の長ですか｣

あら、助けられてしまった

『胡蝶』

胡｢ご主人、ご無事ですか｣

『大丈夫です、ありがとう』

胡｢いいえ｣ｽｯ

胡蝶は私のすぐ横に来た

胡｢ご主人に少しでも触れば斬ります｣

胡蝶は刀を構える

あぁ、この子を久しぶりに見た気がする

昔よく見た時は、こんなにも大人な顔をしてただろうか

虐待してきた親を琴羽と殺し、擂鉢街でさまよっていたら

森さんに拾われたんだったな

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