【テニプリ】跡部家のメイド

32話-坊ちゃんのセンス- ページ33

ー跡部自室(跡部side)

片っ端からドレスのカタログを取り寄せてみたが…俺の好みはド派手なキラキラのドレスなんだが。アイツ派手なヤツは嫌だと抜かしやがって…ちっ。まぁいい。俺様にかかればそんなこと大した問題ではない。絶対気に入ったドレスかつ最高に似合うドレスを選んでやるぜ！

パラ…

おっ、これは中々いいぞ…いや、しかしインパクトに欠けるな。却下だ。

パラ…

ほぅ…プリンセス型のドレスか。いや、しかしあいつはプリンセス型よりマーメイド型の方がシルエットがしっかり出てスタイルを活かせる。よし、マーメイド型のドレスで探そう。

パラ

！！おぉっ！これだ！これなら間違いなくAも気に入るし何よりシックでカッコイイ…これにするぞ！

跡部「ミカエル、このドレスをオーダーしろ」

ﾐｶｴﾙ「かしこまりました。Aのでございますね？」

跡部「あぁ、中々良いだろう？」

ﾐｶｴﾙ「そうですね、少し大人っぽく、とても良いと思います」

跡部「ふっ…当日が楽しみだぜ」

ﾐｶｴﾙ「当日までお渡ししないのですか？」

跡部「似合うのもサイズがぴったりに合うのも分かりきってることだ。必要ない」

ﾐｶｴﾙ「そうですね。本人も楽しみのことでしょう」

跡部「はっ！当然だろう」

楽しみにしてろよ、A！

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