3話(？) ページ4
神奈川に魔女が居るという噂を少し前に聞いた。最初は都市伝説か？とも思っていたが噂はどうやら本物らしい。オカルト好きの俺としてはぜひとも魔女に会ってみたいものだ。魔術とか使うのだろうか。俺を弟子にしてくれるだろうか。…期待が高まる。しかし東京から神奈川へは距離がある。だから今日、部活が休みのこの日を狙って俺は神奈川までやって来た。
…ここが黒猫の館、か。想像していたより普通だな。カフェみたいな入口だ。
ガチャ
『いらっしゃいませ。おや、見ない顔ですね…遠くからいらっしゃったのですか？』
「…あ、あぁ。東京から」
『東京！わざわざお越しいただきありがとうございます』
「…お前がその…魔女、なのか？」
店に入ると黒い猫と黒髪の女…女というよりは少女が居た。コイツが魔女…？想像していたよりなんというか、可愛らしいというか、魔女らしくない。
『そうです！私がこの街の魔女ですよ。…あ、今想像していたのと違うって思ったでしょ？』
「…まぁ否定はしない」
『そうだよね…魔女っていうともっと怖いイメージだよね…よく言われる』
「…で、魔女ってどんなことが出来るんだ？」
『うーん、遺伝とかで得意不得意は変わってくるけど、私が出来るのは簡単な魔法と占いとか薬品作りとかかな？』
「ま…魔法…そ、それは修行したら俺にも使えるのか…？」
『(すごいキラキラしてる…)んー…私の父さん、考古学者で普通の一般人なんだけどね、魔女の母さんに色々教えて貰ってたけど魔法は使えなかったかな』
「そ…そうなのか…」
『(明らかガッカリしてる…)や、やっぱり血筋は関係するのかも。期待に応えられなくてごめんね』
「いや、確かに残念ではあったが魔女に会えただけでも充分だ」
『そ、そう？あ、期待に応えられなかったお詫びにこれあげる』
すごくガッカリさせちゃったし、わざわざ東京から来てくれたのに何も無いんじゃ可哀想だもんね。
「これは…ミサンガ…？」
『そう！細かいことは企業秘密だけど魔力を込めるから普通のお守りよりは効果あると思うよ』
「魔力…」
『さ、このミサンガに何を願う？』
(半端ですが文字数の関係で次です)
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白銀水龍(プロフ) - 更新、大丈夫ですか？続きが気になっています！更新頑張ってください！ (2019年8月31日 16時) (
レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
@z(プロフ) - 白銀水龍さん» 毎日は難しいかと思いますがなるべく更新出来るよう頑張りますね！ (2019年8月24日 17時) (レス) id: e9bb2a17e5 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 続きが気になっています！更新頑張ってください！ (2019年8月23日 19時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
@z - 白銀水龍さん» 嬉しいお言葉に応援ありがとうございます！期待に添えるよう頑張ります！ (2019年8月22日 0時) (レス) id: f5ec667021 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 面白い！これからも更新頑張ってください！よろしくおねがいしまーす。 (2019年8月21日 21時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@z | 作成日時：2019年8月19日 23時
