21話(家族��) ページ22
ー実家
ここは長野県のとある山奥。ここで私は生まれ魔女の母と考古学者の父に育てられた。13歳の時に旅立って以来、初めての帰省だ。ノリと勢いで決めてしまったけど大丈夫かな…？灯りはついてるからまだ起きてそうだ。
ガチャ
『た、ただいまー…』
母「あら！A、久しぶりね！帰ってくるなら帰るって連絡しなさいよ〜」
『いやー、さっき大阪まで配達に行っててさ、ついでにと思って。夜遅くにごめんね』
母「元気にやってるようで何よりだわ！クロも元気そうじゃない」
「ニャー」
『苦労してる…ってそれ私のセリフだから！』
母「あっははは！仲良しで結構！その分じゃまだ夕飯食べてないんじゃないの？」
『そうなの…何か食べるものある？』
母「夕飯の残りで良ければあるわよ」
『えっ、でもそれ明日の朝ご飯にするんじゃないの？』
母「朝は朝で作るからいいわよー。父さんと母さんとアンタの分で3人分、作っちゃった方が早いわ」
『ありがとう！そういや父さんは？』
母「書斎じゃないかしら？お父さーん！」
父「なんだ、誰か来たと思ったらAだったのか！おかえり。元気そうで良かったよ」
『ただいま、父さん！私も二人とも元気そうで安心した』
父「そっちの暮らしはどうなんだ？手紙は見ていたけど」
『中々に楽しいよ！最近はお店も軌道に乗ってきたし順調！』
母「彼氏はいないの？」
『そう簡単に出来たら苦労しないってー』
「ニャー」
『クロ、余計なこと言わない』
母「シロ、クロはなんて？」
『あぁ！シロ使うのずるい！』
ちなみにシロはクロのお母さんで私の母さんの使い魔だ。母さんがクロの言葉がわからないようにシロの言葉は私にはわからない。
母「何々？連日ひっきりなしに色んな男が来るって?!まーっ！彼氏選び放題じゃない！母さん楽しみだわ〜」
『勝手にクロが言ってるだけだって！クロのバカ！アホ！』
「ニャー」
母「あ、そうね！ここの親子も久しぶりの再会なんだからご主人のことは気にしないで、水入らず積もる話でもしてきなさい」
「「ニャー」」
あっ…行っちゃった。ま、そうだよね、クロも久々にシロに甘えたいよね。
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白銀水龍(プロフ) - 更新、大丈夫ですか？続きが気になっています！更新頑張ってください！ (2019年8月31日 16時) (
レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
@z(プロフ) - 白銀水龍さん» 毎日は難しいかと思いますがなるべく更新出来るよう頑張りますね！ (2019年8月24日 17時) (レス) id: e9bb2a17e5 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 続きが気になっています！更新頑張ってください！ (2019年8月23日 19時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
@z - 白銀水龍さん» 嬉しいお言葉に応援ありがとうございます！期待に添えるよう頑張ります！ (2019年8月22日 0時) (レス) id: f5ec667021 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 面白い！これからも更新頑張ってください！よろしくおねがいしまーす。 (2019年8月21日 21時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@z | 作成日時：2019年8月19日 23時
