とうめいの女の子実。況。者（完璧完結です） (ページ33)

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帰りの後ページ33

クラスのみんなが帰り俺達と燐陽さんだけになった

鈴陽「少しいいか？」
燐陽「クラスでするのは可笑しいと思うけど」
鈴陽「俺はいいが？」
燐陽「私が困るの」
鈴陽「始めるぞ」
燐陽「はいはい、ご自由にお好きなようになさってくださいな」

そう言って両手を上げた燐陽さん

鈴陽「暴れるなよ」
燐陽「めんどくさかったら暴れる」
鈴陽「子供か」
燐陽「さっさとしてよ」
鈴陽「じゃあ、遠慮なく」

燐陽さんの手首を掴みそのまま壁に背中をぶつけて気絶させた

フジ「ちょっと！！」
ヒラ「奈美ちゃんを乱暴しないでよ！！」

ヒラが止めにかかろうとすると鈴陽君がそのまま優しく抱きしめ鞄から治療器具とかいろいろ出てきた

鈴陽「見るのオススメしないぞ」

そう言って服をめくり見えたのは

フ、キ、ヒ、コー「っ！！」
鈴陽「だから言っただろ」

燐陽さんの体は線だらけだった

フジ「この線って入院の」
鈴陽「何で知ってるんだ？」

鈴陽君がこっちを睨む

フジ「だって病院で会ったしかも鈴陽君とも」
鈴陽「初めましてのはずだ」
フジ「キヨ達も会ったよね？」
こーすけ「此処で会うのが初めましてだな」
ヒラ「僕も」
キヨ「俺も」

会ったことあるの俺だけ…？可笑しいよね

鈴陽「よし後は起きるのを待つだけ」

めくった服を戻して起きるのを待つらしい