私の王子様は…（完結） (ページ10)

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（Ｐ－Ｐ）ページ10

キヨ「悪魔に惚れた天使ね」
Ｐ－Ｐ「そうだね」
フジ「よく好きになったよね」

２人に言われて

フジ「てか、怒られない？」
キヨ「怒られると思うけど」
？「何してるの、お兄ちゃんと左大臣様とＰ－Ｐさん」

後ろを向くと呆れた顔で見ている

キヨ「仕事は？」
？「左大臣様こそ。」
フジ「じゃあ、２人仲良く」

フジ君がキヨ君と秘書さんを違う部屋に押し込む

Ｐ－Ｐ「よかったのかな？」
フジ「大丈夫だと思いますよ」

ドアの前で盗み聞きをしていると

ヒラ「ドアの前で何やってんの？」

見つかり入ると

結衣「お兄さん！」
Ｐ－Ｐ「結衣ちゃん、何でいるの？」
結衣「王様に聞いて」

見るとため息をする

フジ「あはは…」
結衣「帰っていいですか？」
王様「それはダメ」
結衣「王様１つよろしいですか？」
王様「今度は何？」
結衣「王様ってめんどくさいですね」

結衣ちゃんがにこと笑う

王様「忘れたかな？」
結衣「何ですか？」
王様「此処の王様は僕だよ」
結衣「知ってますよ」
王様「君を殺すことも出来るよ」
結衣「出来るものならどうぞ」

すると王様が地面に手をつくと

フジ「これってマグマ？！」

足の下には火の粉を飛ばすマグマがあった

王様「じゃあね」

結衣ちゃんの足場だけ抜けて落ちる

Ｐ－Ｐ「結衣ちゃん！！」
結衣「大丈夫だよ、お兄さん」

マグマに沈んでいく結衣ちゃん

王様「奈落の底に繋がってるんだよね」
フジ「え？！」
王様「まぁ、帰ってｋ…」
結衣「ただいま、王様」

にこと笑う結衣ちゃん

王様「え？え」
結衣「悪魔を舐めないでね、王様」

上着が少し鎔けるぐらいだった

結衣「火傷するかと思っちゃった」

王様は顔を引きつっている

王様「悪魔でしょう」
結衣「人間に化けた悪魔です、嘘だけど」

周りについている火の粉を素手で払う

結衣「特殊能力を持っているのはお城の人だけだと思わないでね」
王様「…」
結衣「王様に仕返ししますね」

王様に近づき

結衣「人は見た目によらないね、お・う・さ・ま」

王様はその場に倒れた時に狂気を感じた

結衣「さてと」

王様を運んでベットに寝かす

結衣「帰ろう、お母さんが心配する」

振り返って

結衣「おじゃましました」

にこと笑い部屋から出て行く

フジ「本当に悪魔だったりして」
Ｐ－Ｐ「ありえそう(王様が倒れた後のあの狂気なんだったんだろう)」

窓から帰って行く姿を見る