私の王子様は…（完結） (ページ2)

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（お兄さんと私）ページ2

あの子が帰った後

お兄さん「あの子のだ、返せないし」

髪飾りを胸ポケットに入れてお城に向かう

(私)

どうしよう失くしちゃった！

結衣「どうしよう」

お母さんに言うと「いいのよ」と言って笑っていた
それからあのお兄さんとは会うはなかった

(お兄さん)

あの森の話から１回も行ってない今も髪飾りを持っている

お兄さん「返さなきゃいけないし」

何回見ても一緒の髪飾りだけど、あの森の話がある

お兄さん「もう１回会えないかな？」

時計を見ると仕事の時間なのを思い出した

お兄さん「忘れる所だった！」

胸ポケットにしまい、部屋から出る

(私)

ずっと家にいて外に出る気はしない

結衣「お兄さん…何してるのかな？」

森で話したこと転びそうになって助けてくれたこと

結衣「森に行こうかな、でも危ないって言われてるし」

見ていた本を閉じて窓を見る

結衣「もう１回お兄さんと話せないかな？」

お母さんに呼ばれて部屋を出ると手紙を渡された

結衣「ありがとう」

お母さんから手紙をもらい部屋に戻る

結衣「私宛の手紙が来るなんて誰だろう」

手紙を開けると

結衣「お兄さんからだ！」

手紙を読むと「お祭りの日に、森で待ってる」とのことだった

結衣「お祭りの日か」

カレンダーを見て

結衣「何もないな」

手紙を送る

(お兄さん)

仕事も終わり部屋の扉を開けると手紙が落ちていた

Ｐ－Ｐ「誰からだろう」

中身を開けると「あの子」からだった

Ｐ－Ｐ「よかったー！！」
？「うるせー！」

両手を腰に当てて立っているキヨ君に怒られる

Ｐ－Ｐ「ごめんね」

そう言うと帰って行く

Ｐ－Ｐ「また、会えるね」

会えるのが楽しみになってきた