私の王子様は…（完結） (ページ1)

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（私）ページ1

朝からお母さんに頼まれてお使いが終わり帰る途中

結衣「うわ！」

転ぶと思い目を閉じると痛くなかった

？「大丈夫？」

目を開けると片手に私、片手に荷物を持っていた

結衣「ありがとうございます」
？「気をつけてね」

ニコと笑い荷物を渡されけど、人が集まる

お店の人「結衣ちゃんから離れなよ」
？「それじゃあ」

眼鏡をかけたお兄さんは歩いて行く

お店の人「結衣ちゃん大丈夫？」
結衣「はい」

お兄さんが歩いて行った方を見るとお城があった

結衣「(あのお兄さんお城の人なのかな？)」

荷物を持ちいえに帰ると

母「大丈夫？！」
お母さんが来て頬を触られる

結衣「何が？」
母「お店の人がお城の人と会ったって」
結衣「優しいお兄さんだったよ」
母「気をつけてね」
結衣「うん」

自分の部屋に戻って思い出す

結衣「(眼鏡のお兄さんかっこよかったな)」

町の人はあのお兄さんを避けてた。

結衣「何でだろう」

お母さんに聞いてもきっと答えてくれない

結衣「明日、聞きに行こう」

布団に入って昼まで家の手伝いをして

結衣「本持っていこう、いい場所あるかな」

お昼になり歩いていると森を見つけた

結衣「涼しいからここで読もう」

木の日陰で寝転び本を読む

？「ねぇ、そこのお姉さん」

急に聞こえて上を見ると

結衣「昨日のお兄さん」

木から降りて来て私も座る

お兄さん「どうしてここに来たの？」
結衣「お兄さんに会いたくて」
お兄さん「僕にか」
結衣「それと町の人から避けられてる理由も」
お兄さん「それが王様のやり方だから」

本を閉じて立ち上がる

結衣「お兄さんが悪い人なら何もしない」

そう言って帰った