執事さんの妹は完結 (ページ8)

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執事さんページ8

国王に散歩に行って来てと言われて

レトルト「凄い急に言われてもな」
Ｐ－Ｐ「行く場所ないもんね」

中庭の大きな木を眺める

レトルト「ここやったな」
Ｐ－Ｐ「亜紀ちゃんと初めて会ったの」
レトルト「小さかったのに今は同じくらいとちゃう？」
Ｐ－Ｐ「同じくらいだよね」

身長は違うけど国王が一番背が近い

(昔)

俺達が亜紀ちゃんと出会ったのはこの城の中庭
キヨ君が俺とＰ－Ｐを選んでこの城の執事を押し付けられた
最初は嫌やったけどフジ君が抱き抱えている女の子に目が止まった
その女の子が亜紀ちゃんやった
フジ君が亜紀ちゃんを降ろすと真っ直ぐにこっちに来て笑いかけてくれた
その笑顔につられて俺とＰ－Ｐも笑う
それから毎回亜紀ちゃんの遊び相手になってお世話係りに指名されて
一緒に遊んだり寝たりしていた
小学生になって送り迎えも俺らで友達も出来て楽しそうだった
初めての桜を見て大はしゃぎをする亜紀ちゃんは嬉しそうで
フジ君に抱っこされて桜の木を触ったり桜を触ったりしていた
どんどん成長して今は高校生。
懐かしく感じる時期

(昔終わり)

Ｐ－Ｐ「思い出すだけでも懐かしいね」
レトルト「ホンマやな」

青空を見上げて思う

レトルト/Ｐ－Ｐ「成長したなー」

そろそろ戻る時間で戻る