執事さんの妹２ ページ4
左大臣様の部屋から出て自分の部屋に戻る
亜紀「はぁ」
ノックの音がして入って来たのは小さい頃にお世話になったＰ−Ｐさん
Ｐ−Ｐ「ため息ついてどうしたの？」
亜紀「Ｐ−Ｐさん、特に」
持って来てくれたお茶をもらう
Ｐ−Ｐ「キヨ君と喧嘩したの？」
亜紀「喧嘩じゃないです」
Ｐ−Ｐ「キヨ君、悲しそうだったよ」
亜紀「私は知りません」
お茶を啜りながら
Ｐ−Ｐ「そうだ、お茶会しない？」
亜紀「誰とですか？」
Ｐ−Ｐ「僕とレトさんと亜紀ちゃんとで」
亜紀「…」
Ｐ−Ｐ「嫌なら断っていいよ」
亜紀「参加します」
Ｐ−Ｐ「ありがとうじゃあ、準備してね」
亜紀「今からですか！」
Ｐ−Ｐ「うん！」
飲み終わったカップを持って部屋から出て行く
亜紀「Ｐ−Ｐさん急だな」
何もなく中庭に行くとＰ−Ｐさん達が準備していた
レトルト「こっちやで」
ゆっくり階段を降りる、レトさんに手を引かれて桜の下に座る
亜紀「夜見ると綺麗なんだろうな」
Ｐ−Ｐ「小さい頃はお弁当とか食べてたよね」
レトルト「そうやな、小さい頃はな」
そう言ってこっちを見る
亜紀「もう、子供じゃありません」
Ｐ−Ｐ「そう言う所も子供だよ」
亜紀「何かバカにされてる感じ」
レトルト「してへんよ」
Ｐ−Ｐさんが入れてくれたお茶
亜紀「美味しい」
Ｐ−Ｐ「小さい頃からずっと好きだったよね」
亜紀「一番好きなんです」
レトルト「フジ君とは反対やね」
そんな話をしながらお茶会を楽しんだ
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作者名：愛 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/7389596/
作成日時：2016年7月24日 14時
