執事さんの妹は完結 (ページ12)

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国王様ページ12

仕事の終わった子を呼ぶ

国王「ねぇ」
亜紀「亜紀です、何ですか？」
国王「そこの椅子に座って」

椅子に座ったのを見て話す

国王「あのさ、キヨのことどう思ってるの？」

考えている態度を取って

亜紀「どうでしょう？」
ヒラ「え？」
亜紀「仲はいいですけど、好きですけど…何か違う気がして」
ヒラ「なるほどね」

メモをしてまとめる

ヒラ「なるほどね」
亜紀「？」
ヒラ「ありがとう、それだけ」

部屋から出て行くあの子を見送って

ヒラ「キヨ、出て来たら？」

あの子にはばれてないけど僕にはすぐにわかった

キヨ「バレてたか」
ヒラバレバレだよ、聞いた感想は？」
キヨ「…」
ヒラ「何で言わないの？」
キヨ「言えるタイミングがないんだよ」
ヒラ「まぁ、フジもいるし警備の人もいるもんね」
キヨ「隙がないし」
ヒラ「フジそのものだよね」
キヨ「アイツみたいにか？」
ヒラ「そっちとこっちを一緒にしないの」
キヨ「わかってるって」
ヒラ「まぁ、空いた時間に言えばいい話だからね」

キヨが部屋から出ていった

ヒラ「僕は手伝わないから頑張ってね、キヨ」

メモを閉じて机の中に入れる。