姿のない声（実。況。者。）完結 (ページ4)

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声４ページ4

３人のお兄さん達が帰った後
ピーポーン

フジ「誰だろう」

玄関に一緒に行くと

遊里「…」

女の人、夢で出て来た人

フジ「久ぶりだね」

楽しそうに笑う姿はこっちの身も考えてほしい
ドアをすり抜けて行こうとすると

フジ「遊里！」
女の人「妹さん？」
フジ「…」
女の人「お祓いしてもらった方がいいんじゃない？」
フジ「それだけは。」

自分の部屋に入りぬいぐるみを抱き締める

遊里「…」

扉がしまる音がしてこっちに走る音がした

フジ「遊里？」

ばれないようにぬいぐるみの中に入る

フジ「もしかして、ぬいぐるみの中に？」

抱き締められて抜け出せない

フジ「いた、ぬいぐるみに入り込んで」

ばれてたらしいぬいぐるみをベットに置いて話す

フジ「俺ね、もうすぐ付き合うことになるんだ」

おめでとうって言っても聞こえないけど

フジ「嬉しいよ、でもね」

ぬいぐるみの手をにぎり

フジ「遊里がいなくなるのは寂しいかなって思うんだ、それと明日。」

目と目が合う～♪じゃなくて

フジ「もしかしたら明日、お祓いされるかもしれないヒラの所に行って
絶対だよ！」

そう言って手を離し、部屋から出て行く

遊里「……？」

一応メモしておこう、自分の机にあった紙とペンで書いておいた

遊里「……」

そして朝になりドタバタと音がなる

扉が開き

お払いの人「ここがただよいますね」
遊里「…！！」

急いで窓をすりぬけようとすると間に合わなく

遊里「…！！」

足のつま先から透明になって行く

窓をすり抜けることに成功して急ぐ、窓をノックすると気付いてこっちに来る

ヒラ「消えかけてるよ？！」

腕を引っ張られカーペットに倒れる

起きたのはベット

ヒラ「何があったの？」
遊里「……」
ヒラ「え？フジの彼女さんがお祓いの人を呼んでお祓いされてたの？！」
遊里「……」
ヒラ「それで僕の家に来たってことなんだ、何処で僕の家を知ったの？」

紙を渡すと

ヒラ「フジか、そりゃあ大変だよね、これからどうするの？」
遊里「……。」
ヒラ「何気に怖い事考えるね」
遊里「……」
ヒラ「フジに連絡いれておくね」
遊里「……」

電話をかけている

ヒラ「フジ？」
フジ「そっちに遊里いる？！」
ヒラ「いるよ」
フジ「よかった」
ヒラ「そっちは大丈夫なの？」
フジ「何とか。」

電話が終わりこっちを見る

ヒラ「どうしたい？」
遊里「…」
ヒラ「フジが悲しむよ？」
遊里「…」
ヒラ「神社に行ってみたら？」
遊里「…？」

とりあえずいく