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声1 ページ1

目の前にはベットで寝ている私と
泣き叫んでいる兄と泣いている親
あらためて自分が逝ったのを思い知らせられる

母「今までありがとう」

お母さんがそう言い顔までシートをかける
そこから離れない兄
手を握り泣いている姿を見ている

母「行こう」

病室から出て扉が閉まる扉をすり抜けて付いていく
家につくと部屋に入って行く

兄「ただいま、遊里(ゆうり)」

私の部屋に入りベットに座る

兄「あの時止めれば良かったね、ごめんね」

普段抱き締めてるぬいぐるみを抱き締めて言う
後ろから抱き締める通り抜けるけど

兄「遊里?」

慌てて離れようとすると

兄「いるならそのままいて」

抱き締めるのはやめて背中合わせで座る

兄「何で俺じゃなくて遊里なんだろうね?

同じ立場なら私も同じこと言ってる

兄「今気付いたんだ、大切な物を失う悲しさが」

今後悔しても遅いことも知ってるから…
だから、考えて動いて欲しい

それから時間がたち兄も大きくなって今は大切な友達がいる
その友達が今日来るらしい

?「フジー」
兄「あ来た」

嬉しそうに玄関に向かう、入って来たのは小柄な男の人
一瞬こっちを見て

?「フジ、何か住み付いてる?」
兄「いや、住み付いてないよ」
?「幻覚かな?女の子がいたような」
兄「え?何処に?」
?「机の向こう側」

指を刺されて焦っていると机に頭をぶつける

?「今、音しなかった?」
兄「したね」

小柄な男の人が机の下に覗き込むとにこと笑い手招きをする
机から出ると

兄「?」
?「近くまで行ってあげて」

近くまでいくと

兄「いた」

気配が感じるらしい、小柄な男の人は私が見えるらしい

?「僕はヒラ」
遊里「・・・・」
ヒラ「フジの妹?」
遊里「・・・・」
ヒラ「小さい頃フジが言ってた子か」
遊里「・・・・?」
ヒラ「大切な子だって」

隣を向くと聞いてない振りをしていた

ヒラ「あと2人来るけど大丈夫?」
遊里「・・・・・?」
ヒラ「多分、僕だけと思うよ」
遊里「・・・・」
ヒラ「あの2人は霊感あるか知らないけどね」

それから話しているとチャイムが鳴る

ヒラ「僕が出ようか?」
フジ「お願い」

ヒラ「ちょっとお願いごとがあるんだけどいい?」
遊里「・・・・?」
ヒラ「えっとね」

作戦を聞いて玄関の扉をゆっくり開ける

?「自動で開いた?」
?「フジの家普通の家だよな?」

ヒラさんが来て全部話す
2人のお兄さんは怖がったらしい。

声2→



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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/7389596/  
作成日時:2016年5月29日 12時

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