兄は料理は得意ではないけどゲームは得意（実。況。者）完結 (ページ26)

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俺と小さい頃の葵ちゃんページ26

つわはす「おはよう、葵ちゃん。」
葵「おはようございます、つわはすさん。」

葵ちゃんもさっきついたらしい

つわはす「聞いていい？」
葵「どうして小さい頃の話を聞きたいかですよね？」
つわはす「うん。」
葵「私はあの夜の事しか、覚えてなくて。」
つわはす「それでか。」
葵「はい。」
つわはす「いいよ、その前に。」

腕を引っ張られ抱きしめる

葵「つ、つわはすさん？」
つわはす「ごめんね、髪にホコリがついていたから。」
葵「すみません、ありがとうございます。」

これって小型防犯カメラ？向こうも警戒してるってことかコジマさん達に言っておこう。
離して近くのベンチに座る

つわはす「何処から知りたい？」
葵「掟から知りたいです。」
つわはす「俺の知ってる所まで、でもいい？」
葵「はい。」

掟が出来たのは俺が生まれた時

葵「それ以前は無かったって事ですか？」

そうだよ狙われる理由は、舞踏会に行った時のこと
俺と知らないお姉さん達とお母さんとお父さんで行ったあの時行かなければ掟は出来ないと思う
舞踏会に行った知らないお姉さん達は周りの男の人を釘付けにした舞踏会が終わって帰り
お姉さん達には沢山の男の人に告白されてたけど全員断ったらしい

葵「もしかして、断った事で…」

そう、特別な夜だけ浚いにくるんだあれから葵ちゃんが生まれて最後の２人
１人のお姉さんは笑顔で特別な夜を待っていたんだ

葵「そのお姉さんは？」

もちろん浚われて、最後の一人の葵ちゃんを守る為警戒が強かった
葵ちゃんは鍵を閉めて奪う側に会ったけど家にいたって事

葵「そうだったんですか。」
つわはす「今はどうかわからないけどね。」
葵「何がですか？」
つわはす「葵ちゃんの事件もあって鍵を閉める事件もあったからオートロックじゃない？」
葵「そうだったら大変ですね。」

つわはす「俺はよかったよ。」
葵「何がですか？」
つわはす「葵ちゃんの担当で。」
葵「・・・。」
つわはす「ねぇ、葵ちゃん。」
葵「はい、なんですか？」

抱きしめて

つわはす「葵ちゃんはアブさんの事好き？」
葵「・・・どうでしょうか」
つわはす「好きだよ葵ちゃん今は兄妹じゃないけどずっと好き。」

優しくキスをする

つわはす「葵ちゃんがアブさんを好きでも絶対に俺の事好きって言わせてあげる。」

ニコと笑い離す

つわはす「さ、ご飯食べに行こう。」

笑い葵ちゃんの手を握り歩く、俺ってこんなに欲しがりだったけ？