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なぜかジウォンのことをバビと呼ぶドンヒョク。

あたしにだけ打ち明けてくれた本音に、

「バビは大好きな子には意地悪したくなっちゃうんだよ(笑)?それも愛情表現だからね(o^―^o)」(マサミ)

ドンヒョクを真似てジウォンをバビと呼んで・・・

3歳児相手に『愛情表現』なんて難しい言葉で話してしまったことと、

「だいすきだったらいじわるするの・・・?」(ドンヒョク)

純粋な3歳児に余計な知識を植え付けてしまったことを速攻、後悔したけど、

「ジウォンはドンヒョクのことが大好きなんだよ。」(マサミ)

そこだけを覚えててほしくて、わかってほしくて、念を押すように言った・・・。


「ユニョア、行くよ。」(ジナン)

ランドセルを背負うユニョンに一年生印の黄色いスクール帽子をかぶせるのは、キムジナン14歳、中学2年生。

「待って、ジナニヒョンっ、ハンカチ忘れたっ」(ユニョン)

リビングに置きっぱなしになってたハンカチをポケットに入れるユニョンだけど、

「早く。」(ジナン)

「待って待って・・・」(ユニョン)

うまく入らないみたい(;´∀`)

玄関で靴は履いたのに、ハンカチを入れては出してを繰り返す。

「入ってるじゃん、なんで、また出すの(笑)」(ジナン)

「だって」(ユニョン)

泣きそうになりながらジナンを見つめるユニョン。

綺麗に畳まれたハンカチを、どしてもそのままポケットに入れたいらしいユニョン。

そこに・・・

「お前たち、まだ出発してないのか(^_^;)(TOP)

タプオッパが、あきれ顔でやってきた。

「ユニョンがハンカチをうまくポケットに、しまえないみたいで。」(マサミ)

あたしが言うと、あたしに向かってため息をつくタプオッパ。

「しまえないみたいで、じゃないだろ(-"-;)」(TOP)

オッパに言われてハッとする。

「ユニョン、ぐちゃぐちゃになっても、ヌナがまたちゃんと洗って綺麗にアイロンかけてあげるから!」(マサミ)

そう言ったら

「違う。」(TOP)

また低くて怖い声が響く。

「ユニョア今日のズボン、ポケット小さいんだよ。

 ポケットに入れていこうとすると、しわくちゃになっちゃうから今日だけカバンの中に入れて行こうか。」(TOP)

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作者名:正美 | 作成日時:2019年8月29日 21時

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