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「すっきりしたね・・・(;´∀｀)」(マサミ)
抱きしめたままチャヌの背中を撫でて玄関へと向かう。
「あ、グクっ(；・∀・)」(マサミ)
チャヌ専用のベビーカーに、よじ登ろうとするグクの後ろ姿を発見。
突然呼ばれて、一瞬小さな体をビクっと震わせたグクは強制的に下ろされる前に、
おむつの外れてないモコモコしたお尻を右へ左へと揺らしながら、のぼり切った(^_^;)
チョコンと座ってあたしを見あげた真っ赤な顔のグク。
やり切った満足感なのか「きゃはっ♪」と高い声をあげ満円の笑みを浮かべている。
よく頑張ったと褒めてやるべきだろうか(^_^;)？
それにしても２歳児にして自分の可愛さ知っててやってんじゃないかとすら思わせるほど破壊力120％のこの笑顔。
「グク〜、そこチャヌの場所なんだけどな(;´∀｀)」(マサミ)
「や。」(ジョングク)
・・・最近グクは、魔のイヤイヤ期に突入した・・・(^_^;)
「二人一緒には乗れないよ・・・？」(マサミ)
「ぐぅ、ひとりでのる！」(ジョングク)
チャヌを抱きかかえたまま、どうしたもんかとオロオロしてると、
「あれ？ジョングギ、なんでそれ乗ってるの。」(ジヨン)
高校生組が付き添ってくれる朝の登園は、大体組み合わせが決まっていて・・・
ソクジンと手を繋ぐテテとドンヒョク。
ユンギと手を繋ぐジミンとジュネ。
ベビーカーに乗ったチャヌを押すあたし。
ジヨンはジウォンとグクと手を繋ぐ。
落ち着きのないジウォンと２歳児のグクの組み合わせは、なかなかの重労働だと思うけど、
ベビーカーを押さないといけないあたしは、両手が塞がってるので仕方ない。
「ジョングギ、今日それ乗って行くのか？」(ジヨン)
「うん(o^―^o)」(ジョングク)
「じゃ、マサミ、ジウォナとチャヌお願いね。」(ジヨン)
「は？どうやって？無理だよっ！」(マサミ)
チャヌなんて、最近ようやく、つかまり立ちを終えたとこで、手繋いで歩くとか無理だし、しかも、
チャヌと手繋いで歩きながら、もう片方ジウォンって、あたし体ひとつじゃ持たない。
ひとり、あたふたしてる間に玄関先に置いてあるおんぶ紐を持って戻ってきたジヨン。
「ほら、チャヌ背負ったら、両手空くから、ジウォンと手繋いで歩いても、片手は自由の身だぞ(笑)」(ジヨン)
「・・・ジヨン、本気で言ってる・・・？」(マサミ)
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作者名：正美 | 作成日時：2019年8月29日 21時
