東のご近所さんは闇女子ちゃん(数年前の黒歴史小説リメイク中)

東さんのご近所さんは闇女子ちゃん1 ページ2

「パシッ！はぁ...なんでこんなこともできないの？
親が居ないからわざわざ育ててあげているのに、感謝の気持ちすら無いのね！」


たしかに育てて貰っているが、感謝？
私が感謝するとでも思っているのだろうか

さっさとここから抜け出してあずにぃの所に行こう


家から徒歩１０秒ほどの一軒家、私の唯一の休息の場はそこにある


ピンポーン...軽快にチャイムの音が鳴る

東「はい。莉空？又、家で何かあったの？
とりあえず家に入って」


中から出てきたのは、白い綺麗な髪をポニーテイルにしている年齢不詳のご近所さん


雪白 東と言い、劇団に入っているらしい


いつも家に居づらくなったらここに来る


あずにぃはいつも笑顔で迎えてくれるから安心するのだ


東「何があったのかな？
……又、新しそうな痣があるよ」


莉空「洗濯物をたたむのが遅くて怒られた」


東「そう...」




東「……僕が口出しできることじゃ無いけど最近ヒートアップしてきて、そろそろ危ないと思うよ」


そんなの自分でもわかっているけど、どうしようも出来ないよ


莉空「分かってる」


東「良かったら、僕がいる劇団に来ない？」


莉空「え？だって男の人だけでしょ？」


東「監督をやっている子が女の子で、最近大変そうだから、莉空ちゃんがいったら、喜ぶと思うよ？」


唐突に言われた言葉に動揺する

私があずにぃがいる劇団に...？でもどうせ


莉空「……行きたいのは山々だけど、お父様お母様がなんて言うか」


東「それは、僕がなんとかする」


莉空「だったら、行きたい」


東「ふふっ莉空ちゃんは、最近素直になったね
監督に伝えておくね」

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迷子の東の口調さんこっちだよ(半泣き)

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