終わりの始まり ページ49
まえがき。どうも。皆さん太宰です。はい、私知ったんですよ５０話以降は続編にしなきゃダメらしいので、あと２話で終わらせます！ごめんね…((でも続編作れるような内容感じではないんで…
…では本編どうぞ…
「ただいま」
「A〜！」
ラク姉が飛びついてきた。
「ど…どうしたの？！」
「聞いて聞いて！あの、イドラとファイが…！」
あの二人がどうしたのだろうか…？
「実は…仲が良くなったの！」
「…えっ？！！いいじゃん。仲良くなったんだ！うん…！」
リビングに入るとイドラとファイが楽しそうに話していた。
――どうやら…ファイはイドラちゃんのことを許したらしい。
しばらくすると、辻くんが話しかけてきた。
「あ…ねぇAちゃん。昔話した暁くんを見えた理由はどうやら死にかけた人たちって訳ではなかったんだ。」
「…え？」
「うん。実はね。」
―――守りたいものが心の底からある人で、あと…思い出を忘れない人らしかったんだ。
「…思い出を？」
「うん。そうらしいよ…」
「…らしいよ。って、辻くんが出した結論じゃないの？」
そうだよ。と辻が一言言うと…
「考えたのは…僕じゃなくって、E君と東だよ。」
辻くんは優しく微笑んだ。
そして、後日退院した暁とお墓参りに行くと備えた覚えのない花が備えてあった。
…おばあちゃんは、入院しているし誰が…？
そう、考えていると暁がお坊さんに聞いていた。お坊さんはにっこり笑うと
「嗚呼、貴方達によく似た女性が花を備えていたよ。元嫁とか…言っていたか…な？」
お坊さんが教えてくれたことを聞いたあと私と暁はニコリと顔を合わせていった。
「お母さん。来てくれたんだね。」
爽やかな風が吹くなかお供え物をすると
「お〜い！A！暁！」
と、声がした。振り返ると…ラク姉達皆が手を振って待っていてくれた。
私は手を振り返すと、父が眠る墓に暁と一緒に挨拶をし、石で出来た階段を下がった。
下がっている途中に、優しい懐かしい声が
―――行ってらっしゃい。二人共
と囁いている気がした。
私は階段を下りて墓の方を向きこう、大声で言った。
「行って、行ってきます！」
皆は一瞬キョトンとしたがすぐに笑顔になった。
私は皆と一緒に家路に向かった。
綺麗な夕暮れを眺めながら、俺は愛すべき二人の娘と息子に手を振って見送った。
そして、後ろには女の人が立っていた。
「これでいいのか？」
「あぁ二人共幸せそうでうれしいよ。ありがとうご先祖様。」
ご先祖様はいいやと笑った
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辻くんらぶ - 電車の中でこれ読んでたら涙出てきちゃいました…めっちゃ良い話でした… (2015年12月22日 13時) (
レス) id: 8f447f876b (このIDを非表示/違反報告)
なつほ(プロフ) - なんかかなり今更ですが…やっぱりうごの神作者さんのべにおさんでしたか！えっとなつほって名前になってますが、うごのちしゃねこdzです;;今はサブ垢うさるで((作品ほぼ全部読ませてもらってます！これからも応援してますー！ (2014年10月26日 10時) (レス) id: 6168c7e970 (このIDを非表示/違反報告)
太宰紅峰 - あっ…確かに変でしたね…教えてくださり有難うございます。 (2014年8月23日 19時) (レス) id: cfeaba872a (このIDを非表示/違反報告)
キョノハ - マ●ーニーって丸つけるとこへんですよ (2014年8月23日 15時) (レス) id: 7230f18340 (このIDを非表示/違反報告)
クラフト レイン(プロフ) - こんにちは、兄のクラフトレインです、紅峰のお願いにあって、続編の連動の為に、私のアカウントで連動させました、妹の作品ではないものもありますが、ご了承いただくとともに、これからも妹の作品をよろしくお願いします (2014年8月1日 18時) (レス) id: f6fa9cbdd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：太宰紅峰 | 作成日時：2014年1月26日 14時
