殺したくない思い出は…忘れないように ＊暴言少し注意 ページ44
「…めあっ…」
気づけば声を出していた。
私は…夢の中でメアを殺してしまったってことで…
私を…どん底にしづめようとしていたのは…メアだったってこと？
私をうらんで…？
全て…。私のせいってこと？
「…。どうしたの？A？気持ち…わるいの？」
田中は私の背中をさすってくれた。
『許さない…』
「っぐあｯ…」
ナイトメアの声が聞こえたと同時に、優ちゃんはぶっ倒れた。
「…ゅ。優ッ？！どうした…えっ…？」
倒れた優ちゃんから、髪の毛がドス黒い赤の女の子が立っていた…
それは、紛れもなくあの時代ってしまったメアだった。
「め…メアッ？！！！」
メアは私を睨んだまま…こういった…
「殺して…」
と、意味がわからなかったが。確かにそういった…
「メア…だよ…ね？」
「さっきの…見えたの…Aだけだよ…ねぇ殺して…」
「メア？どういうこと？」
「私を殺せるのは…あなただけなのよ…多分…殺して…包丁でも…なんでも…いいから…さして。」
メアはこんな姿やだよという声を出している。
「…本当は…私が最初から悪かったんだね。メア…私が貴方を助けてあげれば、こんなことにならなかったね。ごめんなさい。」
「そんなこといいから、早く…ころ…」
――――私は、メアのことを殺さない。
「…ねぇ、メア…ごめんね。私、あなたのことを殺せないよ。」
メアはひたすらに殺してと言っている。
田中たちはそれを見ていた。
「…ごめんね。ごめんね。ごめんね。」
「…いいから、早く。殺してよお！」
私は、この子のことを殺せない。一度…彼女を悲しみに沈めたのは私だったから…
「ごめんね。本当に…殺せないの。」
メアは震えてこういった
「…お願い…もう…嫌だよ…願いはかなったから私はもう無意味なんだよ…？あの子…言ってたよね。出てきたら殺せって早く、」
私は、メアに何をしてあげればいいのだろう…
―…？！A何やって？！―
気がつくと私はメアを抱きしめていた。
…大丈夫だよ。ごめんね。無意味じゃないよ。殺せないよ。ごめんね。
♦♫♦･*:..｡♦♫♦*ﾟ¨ﾟﾟ･*:..｡♦♦♫♦･*:..｡♦♫♦*ﾟ¨ﾟﾟ･*:..｡♦
ほら、よく意味わからないけど…あれ…！
ナイトメアことメアちゃんは本当はいい子でした！的な((殴
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辻くんらぶ - 電車の中でこれ読んでたら涙出てきちゃいました…めっちゃ良い話でした… (2015年12月22日 13時) (
レス) id: 8f447f876b (このIDを非表示/違反報告)
なつほ(プロフ) - なんかかなり今更ですが…やっぱりうごの神作者さんのべにおさんでしたか！えっとなつほって名前になってますが、うごのちしゃねこdzです;;今はサブ垢うさるで((作品ほぼ全部読ませてもらってます！これからも応援してますー！ (2014年10月26日 10時) (レス) id: 6168c7e970 (このIDを非表示/違反報告)
太宰紅峰 - あっ…確かに変でしたね…教えてくださり有難うございます。 (2014年8月23日 19時) (レス) id: cfeaba872a (このIDを非表示/違反報告)
キョノハ - マ●ーニーって丸つけるとこへんですよ (2014年8月23日 15時) (レス) id: 7230f18340 (このIDを非表示/違反報告)
クラフト レイン(プロフ) - こんにちは、兄のクラフトレインです、紅峰のお願いにあって、続編の連動の為に、私のアカウントで連動させました、妹の作品ではないものもありますが、ご了承いただくとともに、これからも妹の作品をよろしくお願いします (2014年8月1日 18時) (レス) id: f6fa9cbdd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：太宰紅峰 | 作成日時：2014年1月26日 14時
