作り笑いはもう、飽きた。 (ページ4)

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＊2話ページ4

学校へと入った。

まだホームルームが始まってないから先生や生徒が廊下を歩いている。

僕の教室は少し遠い。

だから、早足で廊下を歩いてった。

ｶﾞﾁｬﾘ

教室に入るとすでに何人かの生徒がいた。

一番後ろにある自分の席へと向かう

”死ね”

いつものように大きく机にそう書かれていた。

少しは慣れた。

？「よう、A」

ふと、後ろから声をかけられたので僕は踵を返した。

『あ、ロアくんおはよう』

ロア「うわ、何だよ、ニコニコしてて気持ち悪っ…」

ラン「本当になw…で、殴っていいかコイツ」

ロア「いいんじゃねw先生来ても知らないけどw」

カルマ「おいおい、やめとけって」

ラン「え？」

ロア「なんでっすか！？」

カルマ「痣とかあったら先生にバレるだろ？せめて放課後とかにしろよ」

ラン「あ、ごめん！」

『…』

カルマ「まあ、一発くらいならいいと思うよ」

ロア「じゃあ、お言葉に甘えて！」

ロアがそう言うと僕に拳を振り落とし、

僕の顔に拳が…

当たらなかった

何故なら教室にある人物が入ってきたからである。

？「おはよう！みんな！」