芸人と同棲したのは… (ページ6)

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次に私だけはミキさんの楽屋に来た

希乃はさっきスタッフさんに呼ばれていた

ﾄﾝﾄﾝ
『失礼します』

亜生「待ってたでー！」

開けると急に亜星さんに抱きしめられた

『おぉ！亜生さん今日はよろしくお願いします』

亜生「敬語なんてええのにぃー！」ｷﾞｭｰ

亜星さんは更に抱きしめる力を強めた

ちょ、亜星さんギブっす

『亜星さんキツイです！』

亜生「あぁ、ゴメンな」

亜生さんはそう言うと少しだけ緩めたがまだ抱きついたまんまだった

亜生「あー！可愛い。キスしてえぇ？」

おぃ！今サラリと爆弾落としたなおい！

『ダメですけど！それより昂生さんはどうしたんですか？』

亜生「えぇーお兄なんかいなくていいやん」

『まぁー…ですね！』

昂生「良くないわぁ！」ﾊﾞｧﾝ

そう言って昂生さんが扉をﾊﾞｧﾝっと開けて入ってきた

亜生「もぉ、お兄扉壊れるって」

昂生「2人して酷ない？Aも、ですね！じゃないわ！寂しいわ！」

亜生「きしょいわぁー」

昂生「きしょない！」

2人の生漫才のようなものが始まった

本当にこのふたりは仲良いなぁ
見てて飽きない

昂生「そう言えば希乃の方は？」

亜生「あぁ、そう言えば」

亜星さん今までいて気づかなかったんですか…

『希乃は今スタッフさんに呼ばれています』

私がそう言うと2人は納得したように顔を見合わせた

ほんま仲ええなぁ