今日から俺は

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次の日の放課後、私達は成蘭に向かっていた。

そう考えたら二人ともチンピラさんと戦うんだよね、怪我しないかな。

成蘭につくと京子ちゃんにお化粧道具と雑誌を渡された。
私が二人をお化粧するのか。上手くできるかな？

真司「おぉー凄い！」

貴志「誰だ？このマブイやつ」

それは君だよ三橋君。

まあ、出来は自分でも二人が女の子じゃないかな？って思うほどに上出来だった。自画自賛！

貴女「結構自信作！」

真司「ありがとう〜。Aちゃんは危ないから京子ちゃん達と待っててね〜」

貴女「え？行くよ」

なんで待たなくちゃいけないのー！！
私が京子ちゃん、明美ちゃんを守るって決めたからね！ｷﾗ

貴志「え？お前行くの？」

え？駄目なんですか？
あっ、でも、チンピラさん怖い。
どうしよう。

真司「だぁーめ！危ないから」

貴女「お願い！京子ちゃん達は自分で守りたいの！」

真司くんは唸って悩んでたけど渋々頷いてくれた。

真司「うーん。じゃあいいけど俺達の少し後ろにいてね」

やったー！！
これだったらチンピラさんに狙われる可能性も少ないし！

貴志「俺達が守るからお前は後ろにいろよ」




京子「あいつらです！」

京子ちゃんに言われて外を見ると外にはチンピラさんが数人いた。

貴志「私に任せて！」

貴志君がそう言うと真司くんも続いた。

真司「頑張りますわよ！」

じゃあ、私も行こうかな！

私が出てこうとすると後ろから京子ちゃん、明美ちゃんに引っ張られた。

京子「ちょ、Aさん、何してるんですか！」

明美「怪我しますよ！」

えっ、どゆこと？

結局私は2人の元へ行かせてもらえず京子ちゃんと明美ちゃんに挟まれる形で女装した二人を見ていた。

真司「京子ってぇ、よく見たら全然可愛くないですよー」

真司くん！何言ってるの！？
あっ、そっかぁーこれ以上京子ちゃんが狙われないようにね！なるほどぉ

貴志「そうですよォー、背も小さいし性格もくっそわるいですよォ」

隣から殺気がして振り向くと隣では京子ちゃんが般若のような顔で2人を見つめていた。

貴女「ひっ！きょ、京子ちゃんは可愛いよおー」

京子ちゃんの顔が怖すぎてついつい明美ちゃんの背中に隠れてしまった。

明美「ちょ、京子さん！顔！顔！」

明美ちゃんが京子ちゃんの顔の怖さに気づいて教えてくれたおかげで京子ちゃんの顔はいつも通り可愛い顔に戻った。

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