検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:5,262 hit

なんでこうなった。 ページ2

『…』

いつもどうりの帰り道
好きなように過ごし

家へ帰るための道だった。

「Aちゃん?」


…誰だっけ…

……あぁ、この間告白してきた
学校で人気の……名前なんだったけ…

まあ、イケメンくんでいいか。



「あの、覚えてるかな?」

『あー、うん覚えてるよ。』

「ふふっ良かったよ。
流石僕の”彼女”だね」



……あ、これやばい人だ
うん。こんな人知らない。

イケメンくんじゃなくてイカレ野郎だ。



『…人違いですね。あんたの彼女になった覚えないです。』


「?どうして?
ねえ、なんで逃げてるの?」


何こいつヤンデレ?
頭いかれてるわ、とっとと逃げよ。



「僕から逃げるの?
…何それ…許さない…許さないよ!!」


あ、うん。ヤンデレ勘違い野郎だわ。



『!!』


なんと驚くことに相手はナイフを持ち出しやがった。
あ、これやばい。


「キミが悪いんだ、僕の言うとうりにならないから。」


はぁ?ふざけんなよ!!!


今度は責任転換か!


とか愚痴りたいけどほんとにこれやばい
もう逃げる場所無い。


追い詰められた。


『…ハァハァ…最っ悪。』


まじで男運無いわ私。
前付き合ってたやつは二股かけてて
その前は顔だけで…

今回はそうなるのが嫌だから断ったってのに
最悪だほんとに。


まぁ、悔いの残ることはないからいいけど





ジリジリ詰められる距離に恐怖よりも諦めが勝ちその場にへたり混んだ。




「言う事聞かないなら良いよ」




そういいナイフを振りかざす手をぼーっと見つめながら少し思った。



まさかこんな死に方するなんて思いもしなかったよ。

刺されるとかどこの女たらしだよ!

見たことあんのドラマとかアニメとかのフィクションだぞ?!

ふざけんな!!!


くっそ痛いわボケ…!


末代まで呪ってやる!!!


できることなら全て言ってやりたかったが、その時間もないらしい。
私の意識が続いたのはそこまでだった。

お先真っ暗→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
45人がお気に入り
設定タグ:文スト   
作品ジャンル:ギャグ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

鳩麦高菜(プロフ) - わたあめさん» コメントありがとうございます!!見ていただいて嬉しいです! (2023年2月4日 18時) (レス) id: 7d33c49bcb (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - 面白いですっ!頑張ってください! (2023年2月4日 9時) (レス) @page4 id: e7e522b22e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鳩麦高菜 | 作成日時:2023年1月24日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。