しっかり者の善逸くん【鬼滅の刃】

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善逸side

「Aちゃーん」

『あ、！善逸さん！』

また、まただ。

「もー！さん呼びやめてって言ってるでしょー！」

別にいいんだよ。いいけど、いいけどさ。

『あ、ごめんなさい…まだ慣れなくて。』

そんな顔して欲しくて言ってるわけじゃないんだよ…

『あっ！それより善逸くん？
　さっきしのぶさんが呼んでましたよ！！』

疑問符付けてるな。畏まらなくていいのに…。

「そーなの？！俺なんかやったっけｯｯｯ!
いやぁああああああああぁぁぁ柱怖いんだよｯｯｯ!」

「と、とりあえず俺行かないと…。あぁ。怖い。」

「Aちゃんっ！また後でね！」





Aside

善逸さん行っちゃったな。

なんでだろう。どうしても思い出したいのに
何故か思い出せない。

ｽﾞｷﾝｯ

あ、れ？これは？

向日葵畑？黄色い髪。善逸さん？

あれ？お見舞い？手に持ってるのは、撫子？
しかもピンク…。なんで？
花言葉は確か「純粋な愛」

あ、れ？もしかして善逸さんとはｽﾞｷﾝｯ

あ、れ？これは、喧嘩して止めたのを怒鳴られて
悲しくなって泣いちゃった時…？？

善逸？善逸なの？善逸…

私の好きな人は、善逸だ。そうだ。なんでだろう。

なんで思い出せなかったんだろう。

ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

あぁ。泣いたら心配かけちゃう。ダメだよ。

泣き止まないとけど、言う事聞かないよ。

あぁ。善逸。善逸だ。謝らないと、

思い出せなかったこと。謝らないt「Aちゃん？」


文字数ｯｯｯ!

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