花子くんのお姉ちゃん (ページ7)

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五話ミサキ階段その四ページ7

花子「弱点ならちゃんとある。神の依代といって…七不思議に特別な力を与えてる」
そう言うとどこから集まって来たのか傍にいた物怪ちゃんの猿人形をヒョイと取るとパカッと電池をひとつ取りだし
花子「ま、電池みたいなもんかな、それを破壊されると七不思議は大幅に弱体化する。」
少年「それだ！」
と大声で言う少年。そして、
少年「どこにあんだよカミのえっーと…ノリシロ!?」
女の子「依代ね(￣▽￣;)」
少年「依代！どこだ！」
と女の子が突っ込むもちゃんと依代と言えた。なんか、可愛いなこいつ←2回目
A「この境界の最深部よ」
女の子「最深…」
少年「部？」
と多分頭の中でモグラが土掘ってたりする、地下の様子を思い浮かべているんだろうけど…(￣▽￣;)。
A「そのまんま。最も深い場所のこと。恐らくはあの扉のずっと先ね。」
花子「この階の1番上…」
少年「1番上…てことは…」
女の子「つまり…」
私たちは一斉に上を見上げる。上には暗くて見えなくなるくらい、階が続いていて、ヒュオオオ…という音が聞こえてきそうな感じ、やばい(^ω^;);););)。
皆「……………」
花子「じゃ張り切って登るぞー！」
2人「エイエイオー。」
A「おー！」
それから
ミサキ階段の望むまま彼女の身体を探して進む
その間に私たちは自己紹介を終わらせ、少年は源光くん。女の子は八尋寧々ちゃんだということが分かった。あー、やっぱり源輝くんの弟だったのか…少年は。
ミサキ階段の要望を聞き
『次は右足』『次は左足』『次は胴』『次は目玉』『耳』
……………『次は…』
そして、
寧々「これで最後…よね？」
皆「終わったー!!」ィェ～ィ
と感動を分かち合う。分かち合ってるよね？多分。
花子「次は右足の爪…なんちて」
寧々「流石に細すぎでしょ…(￣▽￣;)」
光「開きますよ！」
A「お。そろそろか。」
最後の扉が開き、中に入る
寧々(このまま…上手くいけばいいんだけど。でも何かおかしいような気がするのよね何か…)
A(うーん。ヤコは何してるんだろ。ミサキの名前使ってまで、彼の身体を集めて。ヤコ…まさか貴方…。)