検索窓
今日:11 hit、昨日:1 hit、合計:37,856 hit

37 ページ37

中也side



ここまで来てもまだ

冗談を言う首領


そんなことだけじゃない筈


無意識に睨んしまう



「うそ嘘、いや、

可愛いのは嘘じゃないけど…






……





君は少し、変わったね」



ふふっとまた笑う


何がしたいんだ。






「彼女に会って、何か合ったのかね?

………


まぁイイけど。」




私のものとでも言いたげな顔で


分かってるよねと

冷たく言い放つ






「仮にね、

織田作之助くんが居なくなった彼女を


あのままにしておくと

此方に死傷がでるなぁってね


思ってたの、

でも彼女から入りたいって来たから


好都合、ってね」




結局

彼女の事よりも

自分の利益を優先している


首領らしい考えだ






「それに、あんなに強い子、

こっちの世界でしか、

生きていけないと思うんだよね」





君もそう思わないかね



聞いてくる





くだらねぇ


でも




内心、少しだけ

納得した自分がいた




「そうですね」



ここで俺は

この言葉の重みを考えずに言ったことを


後悔する



「失礼しました」






バタン









!?







「ッ…おい」

『………』

「何しにここに来た」

『……中也さんはッ』

「?」

『違うと。思ってたのに』

「おいッ!」





彼女を


傷つけてしまった

38→←36



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
設定タグ:文豪ストレイドッグス , 織田作之助 , 文スト   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - issuさん» 確認してきましたが、設定ではまちがいはありませんでした。 (2018年9月17日 21時) (レス) id: 71aed800ed (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 通りすがりさん» 確認してきましたが、設定ではまちがいはありませんでした。 (2018年9月17日 21時) (レス) id: 71aed800ed (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - 12話あたりから主人公の名前変換ができなくなってます。(^_^;) (2018年8月27日 14時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
issu(プロフ) - 途中から名前変換できなくなったのって私だけですか? (2018年8月27日 12時) (レス) id: 9f68ff9d03 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2017年8月12日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。