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あれ
今日、何日だっけ
ご飯、食べたっけ
何しようとしてたんだっけ
「やぁ、日向。おはよう」
玄関の方から聞こえる
『嗚呼、だざい。おはよ』
「朝ご飯食べてないだろう、買ってきたよ」
『あ、うん、食べようかな』
だざいとあんごはちょくちょく、
家に来てくれるようになった
今私は、彼と一緒に住んでいた家に
一人で住んでいる
やっぱり、寂しい
『ねえ、ほんとに辞めたの？』
鼻歌を歌いながら
ご飯の用意をしてくれているだざいに
単調の声音で聞く
するとだざいは、ピクリと止まり、
胡散臭い笑顔で「そうだよ」と言う
あの日、織田作からの伝言を
後日、だざいに伝えてから
だざいがポートマフィアを辞めた？
てか失踪てきな？
そんな噂を耳にした。
『大丈夫なの？』
あのポートマフィアを抜けるだけでも
私でもわかるほどに
凄まじいと思う
多分、だざいだから。
生きてるんだと思うけど‥
「私のことをあまり見くびらないでくれよ」
さあ食べて、とご飯がテーブルに出される
それを、
黙々と食べ進める。
やっぱり
美味しい
だざいは
テーブルに頬杖を付きながら
いつもの万遍な笑顔で
私を見つめている
『今、探偵社にいるんでしょ？』
そう聞くと、目を見開いて
吃驚した顔をしている
多分、多分だけも、
彼のこの顔を引き出したのは
私だけだと思う
「いやあ、まいったね」
手をひらひらさせながら
やられた、といわんばかりの顔
「如何して、分かったんだい？」
あ、この目、これこれ
たまにでる、裏を見つめる目
『なんとなくだよ。』
「ふぅん」
『‥』
「まあ、君のことならすぐに入手出来る程の情報だと思ったよ」
ﾄﾞｳｲｳｺﾄﾀﾞﾛ
頭に？を浮かべていると
だざいは立上り、玄関の方へ歩き出した。
そしてこちらを向き
「人を助ける仕事は、楽しいよ」
そう
心からの笑顔で、言って出ていった。
『人を、助ける、仕事。』
私の言葉だけが
誰もいなくなった部屋に響く
あれから暫く、仕事をしていない
夜の、あの仕事も。
探偵社の下に有る喫茶店でのバイトも
やっていない。
只、やる気が起きないというのもあるけど
単純に、何をすれば良いのか、
私は
何をすべきなのか
分からなくなった。
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旭(プロフ) - issuさん» 確認してきましたが、設定ではまちがいはありませんでした。 (2018年9月17日 21時) (
レス) id: 71aed800ed (このIDを非表示/違反報告)
旭(プロフ) - 通りすがりさん» 確認してきましたが、設定ではまちがいはありませんでした。 (2018年9月17日 21時) (レス) id: 71aed800ed (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - 12話あたりから主人公の名前変換ができなくなってます。(^_^;) (2018年8月27日 14時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
issu(プロフ) - 途中から名前変換できなくなったのって私だけですか？ (2018年8月27日 12時) (レス) id: 9f68ff9d03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁 | 作成日時：2017年8月12日 22時
