最強シードは革命の風の双子の姉でした【究極の絆グリフォン】 (ページ45)

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片割れの風 34 颯side&NOside ページ45

颯「今更思ったけど、白竜のチーム名、アンリミテッドシャイニングってシャイニングドラゴンから取ったのかな」

シ「……今更(汗」

今まで、あんまり気にしてなかったぜ。

(颯……)

何だ……

颯「……ッ！」

ドクンッ

おれの心臓が脈打つ。そろそろヤバい。

ドクンッ…ドクンッ…ドクンッ…ドクンッ…

颯「……六門」

俺は、六門に近づくとボソリと言った。

六「……！颯！」

俺は胸を押さえ、その場にうずくまる。周りが一気にどよめいた。

白「颯‼」

苦しい。息ができない……！

颯「後は……頼んだ……」ドサッ

そこからもう、意識はない。

NO side
少年1「どういう事だ？」

2「倒れたぞ？」

周りが一気に騒つく。

神「一体、彼に何が……」

神童が呟く。

天「まさか……！」

天馬はじっと彼を見つめた。

牙「選手交代！颯に代わり霞ヶ浦有吏！」

牙山は颯から有吏に交代する。六門は彼をベンチへと運んだ。

その顔色は優れていない。

ピーッ

試合が再開された。開始早々、白竜はボールを奪い、シャイニングドラゴンで上がっていく。すると、天馬、剣城、神童の順に横並びで白竜に向かった。

3人はそれぞれ化身を出し、白竜を押さえ込んだ。

天「よし！押さえ込んだ！」

白「果たしてそうかな？」

白竜がそう言った時、敵チームも化身を出し、3人は見事に飛ばされた。

一方、ベンチの上で寝ている人物は––––。

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チーム名については作者の見解です。