最強シードは革命の風の双子の姉でした【究極の絆グリフォン】 (ページ16)

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片割れの風６ページ16

Aside
私は小耳にはさんだ情報を頼りに木々を伝って走って行く。
お！いたいた。あれは、剣城くんだね。白竜がよく話してたなー。
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あれ？何であんたがここにいるの？–––––––天馬。
まじかよ。いるなんて聞いてないよ。前よりチョココロネになってる。そっか。天馬。

あ！シュウ見っけ！アイツ寝てる(苦笑)

牙「静・粛・に！」

はーい登場。KY、バカ、前髪ダサい、ピンクラブの牙山。え？教官はつけないのかって？めんどい。私は木の枝に座って雷門達の話に耳を傾けた。

牙「我々が欲しいのは選手のみ！」

天「何っ⁉」

牙「この合宿で君たちが目指すのは、フィフスセクター専属選手『シード』だ。ホーリーロードでの活躍、観させてもらった。なかなかのものだ」

上から目線だなおい。

牙「しかし、残念なことに、君たちは少年サッカー法第5条に背き続けている。よって、君達には我々フィフスセクターによる“教育”を施すことが決定された(ニヤリ」

あーそーですかー。で？

神「誰がお前達の手先になるものか！」

そうだー！言ったれーい！

牙「反抗は認めない」

牙山はそう言って落ちていた岩を手で握りつぶした。握力強～い。
ウィーン
すると、野原がだんだんと切り開かれ、下がスタジアムになった。

天「あれはっ！」

私もあれを見て驚いた。そのチームのキャプテンが––––。

牙「彼らは究極の光を放つ者。『アンリミテッドシャイニング』」

そう言って牙山は雷門の後ろに飛び降りる。

雷全「うわっ」

そりゃビビるわ

牙「君達にはこれより試合をしてもらう」

雷門は再びアンリミテッドシャイニングを見る。

白「君達が雷門イレブンか。会えて嬉しいよ。俺がキャプテンの白竜だ」

剣「アイツ・・・」

白竜・・・。

白「剣城。ここから逃げ出した奴がのこのこ戻ってくるとはな」

白竜はそう言って鼻で笑った。いつもの白竜じゃない。

剣「俺は命令に従っただけだ！」

天「剣城・・・・・・知ってるの？」

天馬なら、アイツを何とかしてくれるかもしれない。

白「フッ、まあいい。今の俺とお前では次元が違う。思い知るがいい」

一体どうした？

三「どうする？」

神「ここは・・・俺たちが受けて立つしかない！」

彼の言葉にみんながうなづいた。

天「絶対！お前達の思い通りにはさせないぞ！」

牙「では！これより試合を始める！」