【ドラゴンボール】化け物がいるのはお前らの世界だけだ。 (ページ4)

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【1ー2】初対面ページ4

「…」
「…」

気まずい。
さて今私はどこにいると思う？

ヒント、地球ではありません。
正解は宇宙船の中です。

時間は少し遡るが、私は亀仙人に絡まれて、宇宙船に乗ろうとした亀仙人に止めようとしたら宇宙船のドアが閉じ、地球から離れてしまった。
そして巻き込んだ本人は酔い潰れて床で息引きをかいている。

「たくっこの爺さん、一般人まで巻き込みやがって」
「ごめんな、お前」
「いえ…」

勿論、一緒に止めてくれたクリリンさん、悟飯さん、ウーロンも一緒。気まずい。
こちらは初対面ではないけれど、向こうは私を見知ってくれていない為、完全に一般人扱いだ。

「これはどこに向かっているんですか？」
「惑星ベジータだそうです」

私の質問に悟飯さんが答える。
私が知っている悟飯さんよりも年下、というか私より年下の彼は私よりもしかっりしていてまるで大人だった。

「大変な事に巻き込んじゃいましたけど、きっと地球に帰れますよ」
「…悟飯さん」

こんな薄暗い宇宙船の中で一般人がそれを言われたらきっと惚れているに違いない。
というか、年下悟飯さん可愛すぎる。私の知っているお兄ちゃんな悟飯さんもかっこいいけれど年下は可愛すぎる。

「え？何で僕の名前」
「す、すいません。さっき聞こえたものなので」

しまったと思ったが、何とか誤魔化す。
するともう1つ懐かしい顔が現れる。

「皆さん!!」
「トランクス!」

私が知らない方のトランクスだった。
一瞬、こんなに成長したんだねと親戚のおばさん気分になったがすぐに違うと理解する。

「無事で何よりです」
「ああ、ベジータは本気なのか？」
「あの様子だと恐らく」

このトランクスは確か残酷な未来から来た？方のトランクスだ。私が知っていたのは宴会の時に抱っこされていた赤ん坊の方のトランクスだ。

「あの…貴方は」
「巻き込まれたって感じ…です」
「それは災難でしたね。僕達から離れない方がいい」
「は、はい」

トランクス…さんは私に丁寧に今の状況を説明してくれた。どうやら、ベジータさんは今向かっている惑星の王になる為に宇宙船に乗ったそうだ。

で、マントおじさんの名前はパラガスというらしい。
恐らくこの短編映画世界の中ではまあまあ重要人物になるのが定番だから覚えて損は無いはずだ。

名前からしてサイヤ人とみた。

私はまたしも面倒なバカ騒ぎ世界に巻き込まれてしまった。しかも第2弾。

そうしている間にもどんどん宇宙船は惑星ベジータへと向かっていた。

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