新文豪ハ儚ゲナ ページ3
織田side
「お司書はん、どないしたん?」
いつもエラい気分上々のお司書はんが、
こんなに静かなんてなぁ
今日は槍でも降るんやない?←
「あぁ、織田か…これだよ。」
「…これは、新しい文豪かいな?」
新しい文豪の報告書をちらっと見てみる
……見覚えがある顔やなぁ。
このどこか儚げで、
下手したら少年と言っても間違いではない美青年は……
「久しぶりやな、Aクン…」
「織田、お前知ってるのか?」
少し目を見開くお司書はん
「えぇ、ワイはAクンと友達やからなぁ」
それを聞くと目を輝かせる
あー…これはヤバイ感じがするなぁ
こういう時には逃げるに限るわ
「…じゃあ、お司書はんほなな〜」
「待て」
「な、何や……?」
「五月雨Aを連れてきてくれないか?」
司書室を足早に出ようとしたワイを引き止めたお司書はん
嫌な予感が当たってしまったわ……
しょうがない…面倒いけどやるしかない、
小さく溜め息を吐き渋々了承した。
「はぁ、人使いの荒いお司書はんやなぁ…」
「なんか言ったか?( ^∀^)」
「いいや、なんも言ってへんよ?」
いや〜怖い怖い…
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新美悠華@文アル大好き💛 - おもしろいですこれからの投稿楽しみの極みですこれからも頑張って欲しいです (2023年3月18日 17時) (レス) @page4 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
狐狸 - 面白いです!もしできたらもう一度更新していただけないでしょうか。 (2020年8月13日 8時) (レス) id: e51262cf91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空白 | 作成日時:2019年1月20日 22時