八尋寧々の従姉妹は半妖でした 3【地縛少年花子くん】

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貴方side

光「あー•••オレ止めたんすよ。そーゆーの」
寧「え？」

え？光にしては珍しい。
野々もあんぐりと口を開けている。女の子なんだからやめなさい。

光「なななんつーかホラ‼先輩達も言ってたじゃないっすか。あいついい怪異だって」

光が慌てて言う。

光「それにまー色々あって、あいつがいい奴なのか悪い奴なのか、確かめてから祓おうって決めたんです」

輝兄の件のことか。

光「思えばオレって、あいつのこと何も知らないんすよね」

光はほおをかく。

光「あ、悪い奴だったら祓うんで、やっぱ弱点も知りたいっす！」
寧「源くん•••じゃあ私達、花子くんのこと知りたい同士•••仲間だね」

寧々は光の右手を取りギュッと握った。

寧「一緒に頑張ろ！(ニコッ」

あ、光殺られた。寧々の可愛さに。

すると、光と寧々の横を黒っぽい蝶が通り過ぎた。

寧「蝶？」

寧々はそっと、蝶が止まった本に手を伸ばした。すると、ブワッと煙が上がった。

光「先輩！」

貴「蝶が止まったところに扉が……。もしかしてこれが、16時の書庫」

私達はそっとドアを開け、ひょこりと顔を出す。

寧「わ」

妹「すげー」

足を踏み入れると水没していた。

寧「水が…ってことは」

貴「ここも境界……あの世とこの世の境目ってことか。気をつけないと(転んだら魚になる)」

噂通りなら、赤い本さえ読まなければ良いだよね。

すると、もっけが出てきて、ランプを渡してくれた。

貴「ありがと」

私はもっけにアメを渡した。

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全く更新してなくてすみませんでした！これからは気をつけます！

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