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屋上にて
花「えっドーナツくれんの⁉俺に⁉マジでえ⁉やったー‼」
ドーナツをもらった喜びを全身で表現する花くん。そんなにドーナツ好きだったんだね(笑)
貴「ほんっとに花くんはドーナツが好きなんだね」
花「うん。スキー。それに…今日はAもヤシロもフツーだしネ」
貴「え?」
花「最近なんかヘンだったでしょ。ヤシロはさっき会った時フツーに戻ってたから」
貴「あ……それは……」
私は返答に困ったがすっと花くんの元に歩んだ。
貴「花くんは幽霊で、もう死んでて。…他にも色々普通の人とは違う。そういうの……今更だけど、私なりにちゃんと考えてみて…それで思ったんだ。
花くんって……正直ちょっと面倒くさいなって」
花「ごふぅ」
私の言葉が刺さり地に倒れ臥す花くん。私は言葉を続けた。
貴「でもね、いいんだ。私がどうしたいか決める。
どんなにめんどくさくても私……花くんの事が好き!だから、これからも一緒にいる!」
花くんは拍子抜けしたのか驚いた顔で私をみた。
そして気づく。
これ、半分告ってる⁉
貴「あっ! もももちろん⁉と、友達として!だからね⁉////」
花「う……うん////」
私はレジャーシートに座り、花くんに笑顔を向けて言う。
貴「変な態度とってごめん。お詫びってわけじゃないんだけどさ、一緒に食べよ!」
私は包みの紐を解いた。
花くんは離れた所から私を見つめて言う。
花「ホントにいーの?」
貴「何が?」
花「だって俺…本当は…Aのこと」
ガサガサガサ
なんか、音がする……てこの包みから⁉
すると、いきなり目の前で何かが飛び出し、強風が起こる。
花くんは私を庇うように前へ出た。
貴「黒い、鶴…?」
黒い鶴が空中に浮かんでいた。
花「危ない!」
花くんは私を抱きしめ風から身を守る。
花「なんの怪異だか知らないけど、大事な話してたんだから、邪魔しないでよねっ!」
花くんは包丁で鶴を切り刻んだ。すると、鶴はいきなり黒い炎を出して燃え始めた。
?「くっくふふ……あははははは‼!
みーつけた」
花くんにそっくりな声……?
花くんを見ると、一気に顔が青ざめていた。
?「うっわ、その包丁なっつかしー!フーン…その子の事は守るんだ?俺の事は殺したくせに。
久しぶり。俺の事…覚えてるよね?
あまね」
- 金 運: ★☆☆☆☆
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真白 - 面白すぎて無理☆ (2021年6月7日 1時) (レス) id: 19b8beddf0 (このIDを非表示/違反報告)
水無月梅雨(プロフ) - ありがとうございます!これからも、頑張ります! (2020年9月16日 6時) (レス) id: e3576b40e6 (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - とても、面白いです。更新楽しみにしています。応援しています。 (2020年9月15日 23時) (レス) id: 19cc590829 (このIDを非表示/違反報告)
ミク(プロフ) - 分かりました!ありがとうございます! (2020年7月2日 16時) (レス) id: 1e828f9e08 (このIDを非表示/違反報告)
水無月梅雨 - ミクさん» やしろのしろって「ひろ」とも呼ぶみたいなんです。なので、やひろと入れると出ると思います!(語彙力なくてすみません(汗)) (2020年6月30日 17時) (レス) id: 62290cf828 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水無月梅雨 | 作成日時:2020年6月28日 21時