インスタ公式マークの彼(J.I ver) ページ27
「ねえ、クリスマスの予定は？」
「ん？ないけど、
勉強かな。」
「え、じゃあ飯食うか。
流石に1人はやばい。」
あの日から彼は毎日連絡をしてくる。
ねえ、さすがに連絡回数多くないですか？
「ねえ、Aってさ、
フランス語いけるんだよね？
通訳いける？」
この前から純也くんのオフィシャルの活動の時の
通訳になって、1週間に何度も会うんだけど
待ってクリスマスもご飯するの？
どこまで寂しがりやなんだか。
まあそれでも私も予定があるわけじゃなかったし、
なんだか寒くて心細いしで、
ご飯に行くことを承諾する。
「ねえ、なにしてんの？」
ほら、どこにいてもこのままでは簡単に
彼に遭遇する。
「ん、おはよ。」
「明日なに食べたい？
出かける？それともなんか作る？」
「え、純也くん料理とかすんの？」
「まさか。。
Aに作ってもらおうかなって、
どう？」
「無理、せめてデリバリー並べるのが限界。」
「じゃ、出掛けるか。
この辺良さそうなお店あるんかな？」
いやいや、それは誘ったあなたが探してくださいよ。
「俺、探しとくわ。」
基本装備は、ゆるゆるマイペースなのに、
時々発揮する男気に、ドキッとすることもある。
「ありがとう。」
彼の取材の仕事を終えて、
帰宅。
大学のレポートの準備しなくっちゃ。
そう思ってパソコンに向かっていると、
いつのまにか寝落ちしていて、
もう日付が変わってしまっていた。
〔A、
メリークリスマス。
今日のご飯楽しみにしといてね。
また後で。〕
言われなくても、
楽しみにしてますとも。
〔純也くん、メリークリスマス！
とっても楽しみ！
たくさんおいしいもの食べようね。〕
「食いしん坊かよ、」
会った瞬間の純也くんの顔は、
そう言っていつものように笑ったけど、
いつもの何倍もカッコよく見えた。
「え、だって楽しみなんだもん。」
「ん、寒いから。」
そう言って差し出された右手に、
自分の左手を重ねると、
「一個だけ、ほっかいろ。」
そう言って私の右手は
カイロの入っているポケットにひきづり込まれる。
「なにこれ、
カップルじゃん。」
自分でつぶやいたくせに、
なんだか恥ずかしくなってチラッと左側を見ると、
「うっざ。」
そう言って笑う彼がそこにはいた。
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A(プロフ) - たけふぁんさん» こんにちは。コメントありがとうございます。今回初めて書いたので不安な気持ちでおりましたが、とても嬉しいお言葉をいただいて嬉しかったです。またぜひ書かせていただければと思っています。 (11月12日 16時) (
レス) id: c571f15b0f (このIDを非表示/違反報告)
たけふぁん - いつもお話拝見させていただいてます。タケのファンなので、ストーリーの展開がリアルでめちゃくちゃキュンキュンさせてもらいました！また、タケのお話も書いて頂けたら嬉しいです！ (11月12日 2時) (レス) @page47 id: 349b9a69f5 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - るさん» はじめまして、コメントありがとうございます。記載の通りですが他の作品は現在公開しておりません。またいつか公開する日が来ればぜひよろしくお願いします🙇♀️ (11月9日 17時) (レス) id: c571f15b0f (このIDを非表示/違反報告)
る - はじめまして❣️お話全部キュンキュンしました😭よければ、他の作品などを拝見したいのですがパスワードを教えていただくことは可能でしょうか？🙏🏻 (11月9日 2時) (レス) id: d1c716dc22 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - miyuさん» 返信できておらずすみません。良いアイデアが浮べばぜひ書かせていただきたいです！リクエストありがとうございます！ (6月29日 10時) (レス) id: c571f15b0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：A | 作成日時：2023年1月7日 11時
