さみしい (K.M ver) ページ14
「ねえ、
他に俺に言うことない？」
「え？ないけど。」
「え、正気？」
「うん、ない。
頑張れ、以外にいい応援の言葉が見当たらないもん。」
「え〜、違う違う、応援とかじゃなくて。」
「応援じゃなくて？」
ちょっと考えてみるけど、
それ以外に何も浮かばない。
彼は来週からまた日本を離れて、
戦いに行くわけで、
頑張ってね、と応援する以外に私にできることはない、、
と思う。
「……おみやげ、、買ってきてね？」
「ちがうねえ、、まあ買ってはくるけど。」
「テレビ、、で見ています。」
「あ〜もう違いすぎて引いてる。」
「あ、、、相部屋は今回は誰ですか？」
「なあ、ほんとに興味ある？そんなことに。」
彼は不機嫌な顔から急に笑い始めて。
もう無理だ。俺。
Aに期待しすぎたわ。と謎の自問自答を繰り返して、
「分かりました。
では単刀直入に聞きます。」
とこっちを向いて、ソファーの下に正座をした。
「俺に会えなくて、
寂しいと思いませんか？」
「は、い？」
ソファーの前にちょこっと正座をして
真面目な顔で聞いてきた。
「寂しい、、か。
別に思わないかな？
ほら、私はテレビで見れるから。」
ほら見て、手帳に書き込んだ試合の日程を見せると、
さっきまで怒っていた彼の顔はふわ〜っと明るくなる。
「それ、寂しいじゃん。
やっぱり寂しいんじゃん。
だから試合見るんだよね？
あーもう、安心したわ〜。」
急に大きな声で笑ったかと思えば、
今度はまた真面目な顔に戻る。
「でもさ、
それって俺はAの顔見えなくない？
てか俺、会えないよね？え、どうする。
無理。」
別にスマホがあるんだから、
いつだって話せるじゃん。
そう思いつつ、意地悪してやろうと、
「うん、そうだね。
残念だけど。
薫くん、寂しい毎日が続くね。」
その言葉を間に受けた彼は
数日間落ち込んでいて。
空港まで送る車の中でもテンションは底辺で。
「ごめん。まじで。
俺のせいで寂しいと思うけど。
お互い頑張ろうな。」
息が吸えないほどぎゅっと抱きしめられて、
背中をポンポン叩かれたけど、
私は寂しいなんて、
一言も言ってない。
彼女？いますよ。(J.I ver)→←でもだからって納得できない(R.D ver)
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A(プロフ) - たけふぁんさん» こんにちは。コメントありがとうございます。今回初めて書いたので不安な気持ちでおりましたが、とても嬉しいお言葉をいただいて嬉しかったです。またぜひ書かせていただければと思っています。 (11月12日 16時) (
レス) id: c571f15b0f (このIDを非表示/違反報告)
たけふぁん - いつもお話拝見させていただいてます。タケのファンなので、ストーリーの展開がリアルでめちゃくちゃキュンキュンさせてもらいました！また、タケのお話も書いて頂けたら嬉しいです！ (11月12日 2時) (レス) @page47 id: 349b9a69f5 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - るさん» はじめまして、コメントありがとうございます。記載の通りですが他の作品は現在公開しておりません。またいつか公開する日が来ればぜひよろしくお願いします🙇♀️ (11月9日 17時) (レス) id: c571f15b0f (このIDを非表示/違反報告)
る - はじめまして❣️お話全部キュンキュンしました😭よければ、他の作品などを拝見したいのですがパスワードを教えていただくことは可能でしょうか？🙏🏻 (11月9日 2時) (レス) id: d1c716dc22 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - miyuさん» 返信できておらずすみません。良いアイデアが浮べばぜひ書かせていただきたいです！リクエストありがとうございます！ (6月29日 10時) (レス) id: c571f15b0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：A | 作成日時：2023年1月7日 11時
