後悔 ページ36
「…コネシマさん」
kn「おおショッピ？珍しいやん！いつもより早く来るなんてなぁ」
昨日起こった事を引きずって彼女とは違う電車の時間で来た。
コネシマさんを見つけて柄にもなく声をかけたが彼は俺を見て目を丸くした。
kn「なんやそんなやつれた顔、しかも隈酷いで？」
あまりの酷さに目も当てられないということで自販機のコーヒーを奢ってもらう。
コネシマさんは隣に座って顔には似合わないココアをすすった。
kn「…それで、Aと何があった？」
「…なんでAってわかるんですか」
kn「ショッピがここまで悩む事といえばAしかいないやろ」
図星を言われてうっ、と言葉が詰まる。何故彼はこうも簡単に心を抉ってくるのだろう。
ボソボソと昨日あった事を包み隠さず話し終わる頃にはお互いの飲み物はすっからかんになっていた。
kn「っはーっはっは！何それオモロいなぁ！」
「…真剣に悩んでるんですけど」
相談する相手を間違えたな。
はぁーーっと長いため息を吐いて仕事場に行こうとするとコネシマさんは空き缶をゴミ箱にシュートした。
カランカランと小気味良い音を立てて見事に入る。彼はしゃっ！とガッツポーズ。ガキか。
kn「ショッピ君もやってみ？」
眠たい脳は否定出来ずに促されるままにゴミ箱に向けて投げ捨てる。
カンッと甲高い音が響いて外れる事となる。俺は苛つく心を抑えて普通に捨て直した。
kn「そういやショッピ君、一個疑問があるんやけど」
「……なんです」
睨むように見つめると彼は気にせずに水色の瞳を瞬かせた。
kn「結局ストーカーは捕まったんけ？」
「それは……」
捕まって、ない。
Aの悲鳴が鼓膜を振動させた。
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RE:0096 - 最初から死にかけてたのにpikさん出てきたから死んでしまいました(推しが尊い) (2020年9月4日 0時) (
レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - どーも悶え死にしました僕でぇす (2020年7月6日 17時) (レス) id: 8c6028ae84 (このIDを非表示/違反報告)
青年A - 雨の止まない街さん» 楽しんで頂けてとても光栄です。最後まで本当にありがとうございました！ (2020年5月26日 5時) (レス) id: 071d1f2325 (このIDを非表示/違反報告)
雨の止まない街(プロフ) - 初コメ失礼致します。題名に惹かれ覗いたら見事目を奪われた者ですw完結おめでとう御座います！執筆お疲れ様でした。最後まで楽しませて頂きました！ (2020年5月25日 23時) (レス) id: 73a1ddffb6 (このIDを非表示/違反報告)
青年A - ありさんさん» 最後までありがとうございました！カロパ羨ましい (2020年5月24日 11時) (レス) id: 071d1f2325 (このIDを非表示/違反報告)
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