どこか暖かいところを捜している【煉獄杏寿郎】 (ページ7)

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～煉獄千寿郎side～

いつもなら手放しで兄上のために相談に乗っていただろう、、、

だけど、新しく友達になった、

元霞柱様こと時透無一郎さんに相談されたことがあったため、
少し戸惑ってしまった、、、

俺は、兄を取るか、友達を取るか、、、、、
選ばなくてはいけなくなってしまいました、、、、、

俺は、、、、
、、、、、、の方を取ることを、、、、、
選びます、、、

～＿＿＿Aside ～

あーーーー頭から煉獄先輩のことが離れない！！！

あの”ニコっ”と笑った顔、
かっこよさすぎでしょ！

写真を撮ってポスターにしたい！！！ ←

ずっとお顔を見ていても、見飽きないよ！！！！ ←

宿題が３時間たっても終わらないよおおおおお！！！ ←

集中しようとしても、脳裏に煉獄先輩の顔が焼き付いていて、

全っ然集中できない！！ ←

いつもはものの３０分で終わらせられるのに、、、

私はその煩悩のようなものを振り払うために、

兄弟たちに一言”ちょっとランニングでもしてくる！”と言ってから

家を出ることにした。

～煉獄杏寿郎side～

千寿郎が部屋を出て行ったあと、俺はずっと縁側に座って
A少女のことを考えていた。

あの少し悲しそうな、無理に笑おうとしているような笑み、、、、、、、

あの少し不安を含んだ目でした上目遣い、、、、

彼女は不安な気持ちになっていただろうから、
少しおかしいのかもしれないが、、、、

ドキっとしてしまった、、、、

本当に、、、、可愛い、、、

〇してとまではまだ思わないが、、、

自分のものにしたいというのは事実だ、、、

Aという名前もかわいらしい、、、

ふと空を見上げると、、、

月がきれいだ、、、

この一言が、君に言えたらどれだけいいだろうか。

きれいなのは君も一緒だと俺は、思うんだ、、、、

だからだろうな、、、

”月がきれいですね”に告白の意味が含まれたのは、、、

俺は何となく月見をするために家を出ることにした。