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「オスマン先生。課題を見せてください」
階段で響く情けない自分の声。
os「自業自得やろ。大人しく叱られろや」
「とても冷たいお言葉」
当然という顔で冷たい言葉を吐くマンちゃん。と、
ht「大丈夫だよ、俺もやってないから」
人が安心する笑顔を見せるひとらん。
言葉は全く安心できない。
「教室でなんとか終わらせるか……」
「何を終わらせるん？」
ht「うわっ」
os「なんや大先生か。驚かせんといてや」
ut「あ、どうも。で、Aちゃん。何を終わらせるん？」
「課題です……」
朝から会ってしまった。いくら私の勘違いがあったといえども、女好きには変わりない。やっぱり苦手だ。
ut「ふーん。終わってないんか」
ht「俺も終わってない」
os「堂々と言うなや。てか、大先生。今日は女の子連れてないんやな」
言われてみれば。いつも周りに一人はいるのに。今日は一人もいない。
ut「今日は一人でいたかったんよ。ところでAちゃん」
「なんでしょうか」
なんか嫌な予感がする。……少し離れとこう。
ut「後ずさらんといて！？あのさ、Aちゃん。課題見せてあげるからちょっと話さへん？」
ht「何よ！Aをどうするつもり！？というか俺にも見せてください」
os「大先生何話すん？」
昨日に続いて運が悪い。
最悪の日の次は幾分かましになる、なんてのは嘘だったのか。
ut「何話すんかは内緒。げどちゃんは誰かに見せてもらえばええやろ。Aちゃん、どう？」
内緒？二人に言えないことなのか。まあここで言わないのだからそうだろう。
なんの話か、少し気になる。
迷っているところに、
os「A、やっぱり俺見せたるからええよ」
「ほんと？ありがとう」
救いの女神様が手を差し伸べてくださった。
ut「マンちゃん必死やな。しゃーないわ、Aちゃん。『昨日の話』言うたら分かるやろ？」
思わず立ち止まる。昨日といったらあれしかない。
ht「昨日？生徒会のこと？」
os「そんなんここで話せばええやん」
ut「まぁまぁ、ちょっとね。Aちゃん、どう？」
昨日、やっぱりばれてたのか。やってしまった、という思いで頭が埋めつくされる。
しかし、ばれてたのなら仕方ない。
「分かりました。ごめんマンちゃん、課題、ひとらんに見せてあげて」
os「了解やけど……まあええわ、後でな」
ht「マンちゃんありがと、A、大先生、またね」
気づいていなかったがちょうど二人の教室の前だったらしい。
二人と別れ、大先生と二人になってしまった。
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捺(プロフ) - 稚都さん» わあ〜〜！！！！ありがとうございます！！！更新頑張ります！！本当に励みになります！嬉しいなぁ……。好きです(突然) 本当にありがとうございます！楽しんでいただけるよう、どうにかこうにか頑張ります！！ (2019年2月8日 2時) (
レス) id: a7cfb266cf (このIDを非表示/違反報告)
稚都(プロフ) - コメント失礼します、好きです(唐突)(これだけ言いにきた)(帰れ)更新頑張ってください、あの、応援してます、ちっす、はい、(コミュ障) (2019年1月29日 23時) (レス) id: 170c23df6e (このIDを非表示/違反報告)
捺(プロフ) - 或子さん» に”ゃ”ー”ん” ほ、ほんとですか……！！ ありがとうございます、頑張ります……！！！ (2018年9月1日 19時) (レス) id: 0d166b7201 (このIDを非表示/違反報告)
或子 - こんな無名作者を好きだなんて、やっだもう照れるじゃないですかぁ！(きたない)私は成りきって読ませてもらってます…すごくきゅんきゅんしてます…。応援してます！！ (2018年8月29日 20時) (レス) id: 3614360162 (このIDを非表示/違反報告)
捺(プロフ) - 或子さん» コメントありがとうございます……！！ 私はあなた様が好きです(突然) 夢主ちゃんになってみたいです……。こ、これからも楽しみにしてもらえるように頑張ります！本当にありがとうございます！！ (2018年8月29日 13時) (レス) id: 0d166b7201 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥 | 作成日時：2018年8月3日 5時
