数学 [一次方程式] となりの坂田。 ページ4
坂「じゃー!始まるよー!
今日は、一次方程式やで!」
『方程式わからない…』
坂「そのために、俺がいるんやで!
例えばやなぁ…
うらさんがリンゴを5個持っているとするで
それで、俺はそれより3個多く持っている。
俺が持っているリンゴの数を…
x とするで?
ちゃんと、ノート取ってなぁ?」
『はっ、はい!』
坂「えぇとなぁ…
うらさんが5個持っとって…
俺の方が3個多く持っとるやろ?
だからなぁ…
xは、5個と3個を足した数やな?」
えぇ…っと
x=5+3
x=8
坂「あっとるで!できる子やなぁ(^ー^)
先すすむでー?
じゃあ、次の問題や!
まーしぃが値段のわからない鉛筆を
3本買ってきたとするで?
すると、センラがさらに5本買ってきた。
2人は合計で400円払ったそうや。
鉛筆1本は何円かな?
さぁ、式はたてられる?」
『できないです…すみません…』
坂「せやなぁ…ヒントや!
鉛筆1本の値段を x とするで?
すると、まーしぃが買ってきた3本は
3本 × x円やから… 3x円や!
ここまで言えばわかるんとちゃう?」
えぇ…
さっきのが 3x円だったから…
センラさんが買ってきた5本は…
5本 × x円 で… 5x円…?
坂「おー!せやせや!あっとるで!」
ええと…確か、全部で400円だから…
3x + 5x = 400
確か、x同士は足せるから…
8x = 400
この後は…どうすれば…?
坂「またまたヒントやでぇ!
8個で400円やから…
1個で何円かなぁ…
こんなときは!こうや!」
x = 400÷8
あとは、解くだけやで!」
x = 50 なのかな?
鉛筆1本は50円…?
坂「よくできたな!
やればできるんよ!
んー、そろそろええ時間やな…ぁ
キリも良いし今日はここまでや!」
満面の笑みで私に話しかけてくる坂田先生。
坂「俺頑張った〜っ!
てことで、ご褒美ちょうだい?」
『え…?』
なんのことかわからないままに
私の体は坂田先生の温かさに包まれる。
坂「ぎゅーっ!」
そのまま、数分、いや数秒だったかもしれない
坂「んー!ありがとなぁ!
次回は、理科やで!」
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作者名:蒼衣瑠璃 | 作成日時:2017年11月22日 0時