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あの子…桃の言うことはなんとなく理解できた
できたけど…それを踏まえてどんな生活を送ればいいのか…
桃は“私は他の人が肉眼で見える範囲に居ないこと、他の人に私達の声が聞こえない範囲に居ることを守ってないと貴女と話せないの。だから、何か用があるときは誰も居ない場所に行って”と言われて肝心な何をすればいいのかは聞いてない
「…どうしよ」
「あれ、どうしたんですか？朝霧Aさん」
目の前に現れた赤色
確か、この人は…
「はじめまして、僕は
赤賀実朋…
この人は、課金キャラだ
あれ、でもこの人…
なんで私の名前を知っているの？
「今、なんで名前を知ってるのかって思いましたよね？」
「…分かってるなら、種明かししてくださいよ」
「気になってます？僕のこと」
ニヤニヤすんなイケメン
「僕のこと、知ってますよね？“攻略本”を見てるなら」
「…どこまで知ってるの？」
「最初から最後までですよ。燈色さんの存在も、貴女の死因も、ゲームのことも全て」
…この人、少し距離置きたい
少し話しにくい感じする
「僕は課金キャラであると同時に、このゲームを守る、ある意味風紀委員のような役割をしてまして…バグである貴女と話してみたかったんです」
じゃあ、桃の敵…？
「あ、大丈夫だよ、今日はお話しにきただけ」
…信用できねぇ…
ともさん…はどこか怖い
「最近、桃葉璃音とか、深井美月もおかしいって聞いたんですけど…これは確かにおかしくなってもおかしくはないね。Aさんだったら僕も虜になっちゃいそう」
「お世辞をどうも。今日はわざわざそんなことを言いに来たんですか？」
「そんなかたくなんなくてもいいじゃん、年齢はそっちの方が上みたいな物なのに」
…話しにくい
ずっとニコニコニコニコしてる
てか、桃の言ってたことが本当ならこの人18歳までを何回も繰り返してるってことじゃん
そっちの方が歳上みたいなものじゃん
「今日は本当に世間話とかそんなのなんだって…僕としてもAさんが居なくなると仕事が増えるんで他の人や怪異に何かされてもできるだけ駆けつけれるように仲良くなっておこうって…」
「…本性丸出し」
「だって綺麗事言った方が疑われるじゃん…最近さ、怪異が活発だからめんどくさいの」
…大変そう
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薊(プロフ) - はゆりさん» 報告ありがとうございます。直しておきますね。 (5月12日 9時) (
レス) id: 7fce24f1a6 (このIDを非表示/違反報告)
はゆり - コメント失礼します。面白くて一気読みしちゃいました！あと83話多分最後のシーン、名前が変更されていません。 (5月11日 23時) (レス) @page43 id: 6422253908 (このIDを非表示/違反報告)
薊(プロフ) - 名無しの高校生さん» コメントありがとうございます。設定や世界観はけっこう頑張って考えてたのでそう言ってもらえて嬉しいです。これからもできるだけたくさん更新するので見ていただければ嬉しいです。 (2023年4月5日 7時) (レス) id: ea13576d57 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの高校生 - お話の展開が面白くてとても好きです。設定も世界観も私の好みで楽しく拝見させていただきました。無理せず更新して頂けると嬉しいです。作者様のこと陰ながら応援させていただきます。 (2023年4月5日 1時) (レス) @page31 id: ed930c6c24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薊 | 作成日時：2023年3月16日 21時
